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@4 ページ4

「〜!!...〜〜ッ!!」







誰かの声が遠くの方で聞こえる







どんどん音が鮮明になっていき



瞼がだんだん開いてくる






「あゆ!起きて...!」





声の正体はちさっちゃんであった。





「あ、あれ...ちさっちゃん?」


「はぁ...、やっと起きた。よかったぁ」




あれ、私、何して────





────ハッ!そうだ!!




確か私、どっかの男子高生に缶投げられて



仕返しにめちゃんこにしてやろうと思ったら




逆に殴られ.........てない...




そう、誰かが私のことを...





「さっきAが殴られそうになった時


同じ制服の男子高生が助けてくれたんだよ。



でも、助けたあとどっか行っちゃったよ...。


帽子が印象的だった事は覚えてる」




どんなこと覚えてんのよ(





...助けてくれたならお礼が言いたいなぁ





「あ、でもあそこの制服私知ってる...」




「え、知ってるなら早く行ってよ」




「いや、学校の名前は知らないけど、



あの制服、確か東京にある男子校だった気がするよ」




「へぇ〜〜」




東京...か。




ここは静岡だから地味に遠い所だな...。




「でも東京の高校生が何でこんな所に?」

「観光でしょ」

「なるほどね」




確かにここにはよく観光で来る人が多い

茶畑目と海目当てだね...。




「お礼言いたかったけどそんな遠い所の人じゃ言いに行けないな...」



東京とは無縁のところだし。




「取り敢えず、もう遅いし帰ろA」

「うん!!」




そう言って私達はそれぞれの家路についた。








まさかこの後...、あんな事が起こるだなんて。

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ユザメ。 - 初コメ失礼します!とても面白いです!投稿頑張ってください! (2017年12月5日 16時) (レス) id: 87b2375862 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優曇華 | 作成日時:2017年1月13日 22時

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