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「ど、どこ行くのA!」
「決まってるでしょ...
私に缶投げたアイツら殴り飛ばしてくる」
「む、無理だよA...!やめときなって」
「大丈夫」
私はそう言ってズカズカと4人組の所に近づいて行った
一応これでも空手を習っている
「アンタら...、私に缶投げるとはいい度胸してるね......」
「ンだよ、俺達投げてねぇよ。
なァ?お前ら」
そう言われ他の3人が頷く
完全に舐められてる...
「何処の高校のやつか知らないけど
私に缶を投げるなんて100年早い!!」
そう言って蹴りを決めようとした
が、
呆気なく避けられてしまう
「な......ッ!?」
「残念w」
男子高生は私のことを嘲笑う
そして私は手首を掴まれ、そのまま近くの壁まで追いやられる
壁に体を叩きつけられ頭を打ち、視界がぐわんっとする
近くでちさっちゃんの悲鳴が聞こえたような気がした
男子高生が拳を振り上げる。
嗚呼、殴られるんだな
と、私はその時思った
頭を強く強打した所為で、視界がぼんやりと霞んでいる
拳が眼前に来た時
誰かの影が私のことを殴ろうとした男子高生を
殴り飛ばした気がした
そこで私の意識は途切れた
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ユザメ。 - 初コメ失礼します!とても面白いです!投稿頑張ってください! (2017年12月5日 16時) (レス) id: 87b2375862 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優曇華 | 作成日時:2017年1月13日 22時