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story3 ページ3

「ゼェゼェ...え、えっと、その、え??」



「とにかく川から上がるよ」


「あ、はい..」

これどっちが助けられてるんだ?


───川から上がった───


「あの、えっと、その、大丈夫、ですか?」


「それはこっちの台詞だよ!」


「ひぃ...すすみませんッ」

...怒られてしまった


一応救おうとしたんだけど...


「危うく君と心中するところだったよ

君美人だけど...。」

「...!?//」

今この人私のこと美人って言った!?

ねぇ美人って言った!?!?


「それに、君に自 殺を邪魔された、ハァ...」


「じ、自 殺ぅ!?!?」


びっくりし過ぎて後ろに尻餅をついてしまった


「そう、自 殺。そんなに驚くことかい?」


「え、いやいや驚きますよ...!

だ、だだだって自 殺て...」


だって自 殺って死ぬんでしょう?

何普通に言っちゃってるんですかこの人

ヤバイ人だ。


だって包帯グルグルだし...。

「なんなら自 殺について良い事を教えて上げようか?」

謎の包帯男は私にグイッと顔を近づける

「け、結構です...!」

そして私は思わず後ずさる


「あぁ、そうだ。まだ君の名前を聞いていなかったね。


私の名は太宰だ。太宰治だよ」



......太宰...治??


何処かで聞いたような...?

気の所為かな


「えっと、私は、郁月Aと申します」


「.....。

そうかい!Aちゃんだね

これから宜しくね」


「あ、こちらこそ宜しくお願いしま...

え?これから宜しく...??」


え?


「嗚呼!宜しくね」ニコッ

太宰さんは私に優しく微笑みかける


いや、これから宜しく、とは...??



「君に来て欲しい所があるのだよ」


ここから私の人生は大きく変わるのでした

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クロシア - この作品は、実在する作品の二次創作物です。オリジナルフラグを外してください。棲み分け宜しくお願いします。 (2017年2月20日 20時) (レス) id: aa524e2443 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あゆ | 作成日時:2016年11月29日 14時

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