two ページ2
｢ぅ...。先生はズルイです。
絞り殺したくなります｣
｢わぁ怖〜い。発言が中也並だね｣
全然怖がられてないわ。
因みに中也とは先生の敵？なのである。
｢あんまり褒められてる気がしません｣
｢それ軽く中也に悪口言ってるよね。｣
｢え。｣
因みにまだ先生とは目を合わせてられてない
何か目を合わせるって恥ずかしいし...
怖いっていうか...、なんだろね。
無理なんだ。
｢先生、全部、やります...。｣
｢えぇ！？｣
私がそう言うと先生は酷くつまんなそうにした。
そして私は筆記用具を出し、問題集に取り掛かる
見た瞬間確信する。
これ今日だけじゃ終わらない、と。
私は１問目を見た瞬間｢うあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ｣と唸り声を出し、机に突っ伏す。
先生は｢コラコラ起きなさい｣と言って私の頭をポンポン叩く
しょうがなく私は起き、やる気ゼロの状態で取り掛かる
いつもより疲れている心と体にムチを打って。
─────────────────
今日のお昼。
私はいつも通り購買に焼きそばパンと苺みるくを買う。
勿論この時購買のおばちゃんと目を合わせて無い
食べる場所は教室なのである。
人っ子一人いない教室...。
みんなは屋上いったり食堂行ったりしてる
女子のキャーキャー軍団は大抵食堂などにいる。
因みに太宰先生はその軍団の中に入っている
何せ太宰先生は学校中の有名人ですからな。
イケメンなんだって、アレが。
理解不能だわ。数学よりも。
そんな皮肉ったことを考えながらお昼ご飯を食べる
｢はぁ......｣
上手いわ...格別だよ！
え？なに？？
焼きそばパンと苺みるくなんか相性が悪くて食ってらんねぇ？？
バッッカだなぁ〜！
空腹は最高のスパイスなんだよ！？
味なんか二の次なんだよ(つまり不味いんじゃん)
まぁまぁそんな細かいこと気にしちゃやってけないよ
お昼ご飯を食べ終わってゴミをゴミ箱に捨てた時
｢最ｯｯ低ｯｯｯ！！！！！！！｣
そんな罵声が食堂の方から聞こえてきた
な、何の騒ぎだ！？と思いつつ食堂に駆け付ける
するとそこにはビンタをしたのであろうか手を振り上げている女子と
ビンタされたのか頬を抑えながら涙を流している女子の姿があった。
多分ビンタした人は錦野さんって人だろうな
学校で一番人気な子だとか。
あともう1人いる。
お察しいただけただろうか、
太宰先生です
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優曇華(プロフ) - ご指摘ありがとうございます...！応援ありがとうございます！ (2017年1月2日 11時) (
レス) id: eb814b6926 (このIDを非表示/違反報告)
浮遊感。＠低浮上気味(´-ω-`)(プロフ) - 凄く面白いです！ですが、オリジナルフラグを外してみてはどうでしょうか！違反警告されかにませんよ！せっかくの良い作品なのですから…………。更新頑張ってください。応援しています！ (2017年1月2日 10時) (レス) id: 26e946b397 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うどんげ | 作成日時：2016年12月27日 0時
