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少し立ち止まってしまっただけ
そう、マネージャーには言われた
でも、少しでも止まってしまうと
まるで、私だけ置いて行かれたようだ
2人は忙しく
今度のライブのリハーサルも欠席が増えた
どうしたらいいのかも分からずテレビをつけると
今人気の新生ジャニーズと言う。文字が見えた
『SixTONES』
私でも分かるその名前
今日のトークは、ハマっているアイドル
アイドルがハマるってよっぽどだなって思って聞いていると
ジェシー「俺は今のドラマでも共演させていただいているsumireさんにハマってます」
まさか、自分たちのグループが出てくるなんて
そう思ってみていると
京本「あ！俺も！リカさん応援してます！」
誰推しか。という話になり
沢山名前が上がる2人
辛くなってきて
チャンネルを変えようとすると
高地「あ、俺はAさん！昔バラエティーで一緒になったんですけど、一言一言が的確で、影からリスペクトしてます！」
森本「俺も！Aさん、あまりバラエティーでお見かけしないんですけど、一言一言の面白さに嫉妬しました」
ずっとダンスや歌しか見ていなかった
そうか、私はみんなを笑顔にしたかった
バラエティーでも、充分笑顔にできる
それに気付かせてくれた
いつかテッペンへ
それが3人の合言葉だった
直ぐにマネージャーさんへ
A「私、どんな仕事でもバラエティーでも、頑張ります」
そう伝えると
凄く喜んでくれた
そこからは無我夢中、何度、何度でも立ち上がり
夢を叶えるため、その為に真っ直ぐ頑張った
有難いことにスケジュールは黒く
休みは減っていった
だいぶ時がたった時、
高地さんとバラエティーで共演させていただいていることになった
楽屋へすぐに挨拶に行き
A「失礼致します。本日はよろしくお願い致します！」
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作者名：さくら
| 作成日時：2020年11月26日 18時
