＃ ページ7
その爆発音にみんなの思考がついていかない。
柊「ロックを解除した。廊下に出られるよ。」
みんな恐る恐る廊下に出る。
隼人「おい、出るぞ。」
「・・・うん。」
隼人と一緒に廊下に出ると、うちらは目を疑った。
廊下はコンクリートの瓦礫で塞がり、
コードは切れ、火花が散っていた。
さくら「・・・何これ。」
香帆「どうなってんの・・・？」
みんなの目が恐怖に染まっていく。
柊「爆弾だよ。
どう？これで分かってもらえた？」
逢沢「先生が爆発させたんですか？」
柊「ピンポーン！あ、ちなみにね、その上にもまだあるよ。」
里見「狂ってる。」
それを聞いてみんなは助けを求めた。
助けて、誰か、と口々に叫ぶ。しかし、
柊「無駄だよ！！みんな自分のことでそれどころじゃない。
ささ、教室に戻ろうか。また爆発しないうちに。」
逆らう者はいなくなった。
みんなが大人しく教室に入るとぶっきーは黒板に地図を貼り、説明を始めた。
柊「今の爆発で君たちはこの教室と隣の美術室そして、トイレ以外は行けなくなった。
完全に退路を絶たれたことになる。」
華「全然話についていけないんだけど。」
結城「これってドッキリだよね？」
柊「もちろん、
リアルだ。」
希望の一つも残らない。
柊「ちなみにこの学校にはさっきみたいな爆弾がいたるところに仕掛けてある。」
逢沢「この教室にも爆弾があるってことですか？」
柊「１、２、３。
わかったら席に着こうか。」
え、うちの上爆弾あるじゃん。
結構頭の中は冷静だったけど体は素直だった。
足が動かない。
そんなとき、
隼人「大丈夫だ。」
「・・・隼人、ありがと。」
固まる私に気づいて隼人が頭を撫でてくれた。
柊「おー、走ってる走ってる。
もう２、３個爆発させないと緊張感でないと思ってたけど。
結構みんな必死に逃げてくれてるねぇ。」
みんなが席に着いた後、ぶっきーは窓から外を眺めてそう言った。
その間に携帯を取り出す人多数。
うちは、知らせる人もいないし、いいや。
柊「はい、携帯ストップ！」
・・・ぶっきー、すげぇ。
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めろんぱん(プロフ) - 佐藤結依さん» すみませんオチは甲斐くんでいきたいと思っています。笑 ただ、柊先生ともたくさん関わらせていく予定です！コメントありがとうございます！ (2019年2月25日 23時) (
レス) id: 887f8e2b1b (このIDを非表示/違反報告)
佐藤結依(プロフ) - 柊先生オチってありですか……ｗ (2019年2月25日 21時) (レス) id: 6860fcb22d (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - や やさん» リクエストありがとうございます！順番に番外編を書こうと思っているので、もう少しお待ち下さい！ (2019年2月19日 23時) (レス) id: 887f8e2b1b (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - NONAMEさん» 遅くなってすみません！リクエストありがとうございます！1話が終わったら番外編を書こうと思っているので、もう少しお待ち下さい！ (2019年2月19日 23時) (レス) id: 887f8e2b1b (このIDを非表示/違反報告)
や や(プロフ) - 甲斐くんに甘えたな夢主ちゃんのお話リクエストします！ (2019年2月16日 1時) (レス) id: dcae53b89e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2019年2月11日 22時
