引き籠りと贈り物にて ページ22
ALKALOID、社員食堂
藍良「マヨさんゼリーだけでホントに大丈夫?」
一彩「そういう藍良は甘いものだよ?」
藍良「俺は良いの!」
巽「藍良さんはまだ成長期なのですから・・・」
藍良「タッツン先輩まで!?」
マヨイ「さっき月永レオさんいましたよね。彼、少し可愛らしいところがあって私好きなんですよねぇぇぇぇぇ・・・」
藍良「あ、そういえばなんだけどさ。あの人緑の万年筆持ってなかった?」
巽「確かに持っていたような気がしますが、それがどうかしましたか?」
藍良「俺たちちょっと前にAさんにプレゼント選びについてちょっと意見言ったりしたでしょ?そのときの万年筆に似てるなーって思って」
一彩「確かに形状は似ていたかもしれないけど同じようなデザインは沢山あると思うよ?」
藍良「でもでも、緑の石がはめ込まれてたでしょ?色とかも光沢がある感じだったしさァ?」
巽「そう言われると同じものかもしれませんが、それがどうかしましたか?」
マヨイ「あぁ!私分かりましたぁぁぁぁ!藍良さんが言いたいこと♪」
一彩「え?どういうことだい?」
巽「俺にもさっぱり・・・」
藍良「だからさ――」
――――――
一ヶ月くらい前
藍良「プレゼント選びねェ?人によるんじゃないかな?」
『ですよね・・・』
一彩「送る人はどんな人なんだい?」
『えっと、友達?』
藍良「何で疑問形なのォ?」
『相手がどう思ってるか分かりませんし・・・』
藍良「Aさんが根暗な陰キャみたいなこと言ってる!」
『あはは、根っこの部分はそんなすぐに変わるものじゃないですからね・・・』
マヨイ「えっと、私が言うのもおこがましいのですが、実用的なものが良いかと思います・・・普段使える方が嬉しいと思いますし・・・」
藍良「俺は食べれるものが良いかな〜?形として残るものって、マヨさんが言ったみたいなものの逆で実用性がないものだったらちょっと困るしねェ?」
一彩「僕はAから貰えるものは何でも嬉しいよ!」
巽「Aさんにとって送る相手はどんな方なのですか?」
『えっと、素敵な人です。好奇心が旺盛でいつも楽しそうで、優しくて面倒見が良くて―――』
―――――
藍良「Aさんは月永レオに送ったって事」
一彩「なるほど!」
巽「それにしてもAさんが月永さんについて話すとき、凄く幸せそうでしたな」
藍良「凄くラブかった!」
マヨイ「素敵ですよね・・・♪」
一彩「うん?」
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ほたる(プロフ) - リンゴアメ!さん» 返信が遅くなりすみません!璃音ちゃんすごくいい子なんです!!ぜひ是非この後の活躍もご期待下さい! (2021年2月6日 22時) (レス) id: 316294f269 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴアメ! - 離音ちゃん。本当は、ていうか、普通に良い子。 (2020年12月31日 10時) (レス) id: 4fea662fb0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - たくあんさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけるように頑張ります!! (2020年5月25日 0時) (レス) id: c7843103b7 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん(プロフ) - すごく面白いです!毎回楽しみにしています!更新頑張ってください! (2020年5月24日 16時) (レス) id: 6dda6e3cbe (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - Mikamiさん» ありがとうございます!!ひっそりじゃなくてばばーんと読んでくださいな(??) (2020年4月17日 16時) (レス) id: 316dd4594c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほたる x他1人 | 作成日時:2020年4月14日 16時