世話を焼きたくなるあの子は陰キャで引き籠りでコミュ症です ６！

引き籠りとさん付け ページ16

女子生徒「せんせー！午後の授業ってなにやるのー？」

『そうですね、プロデュースと時のアドバイスの仕方とかですかね』

女子生徒「え〜座学ばっかつまんないー！実践したいー！」

『そんな事を言われても・・・』

女子生徒「私達がまだ未熟なのは分かってるんだけどさ、毎回毎回同じことばっかりも嫌！飽きちゃう！」

『あ、飽きちゃうんですね・・・わ、分かりました』

了承はしてしまったものの飽きると言われても方針を変えることはできない

女子生徒「も〜またそんな事言って！あんたはアイドルに会えればいいんでしょ？」

『そうなんですか？』

女子生徒「えっと、それは」

女子生徒「この子Knights好きなんですよー、だからあわよくばESビルに行きたいんですよ♪」

『なるほど』

アイドルが好きだからプロデュース科を受けた生徒も多い
別にアイドルが好きだとプロデュース科に入ってはいけないという決まりではないし、理由なんて人それぞれだと思う

『Knightsは難しいかなー？新入生も増えたし結構ゴタついてるみたいですよ』

女子生徒「へ〜」

女子生徒「月永レオ君と瀬名泉くんだよね！いつ帰ってくるんだろう？」

『さん付けですよ？ファンじゃなくてプロデューサーとして関わるのならね』

女子生徒「はーい」

いつまでもファン気分でいられるのも困るのだけどこの子たちはちゃんとプロデューサーとしてやっていけるのかな？
好きな気持ちも大事だけどそれだけじゃできないのに・・・

凛月「おい〜っす、Aいる？」

真緒「おい凛月！いきなりプロデュース科に行くのって本当に大丈夫なのか？」

凛月「いいんじゃない？ま〜くんが何とかするでしょ？生徒会長なんだからさ〜？」

女子生徒「朔間凛月くんと衣更真緒くん！？」

女子生徒「『さん！！！！』」

凛月「あはは、楽しそうじゃん。俺もプロデュース科に入ろうかな？Aの授業受けてみたい♪」

真緒「あんまりA先輩を困らせるなよ？」

『えっと、私に何か用ですか？』

凛月「ま〜くんが生徒会で話があるんだって。で、俺は付きそい〜」

『分かりました。ちょっと待っててもらえますか？また授業でね』

女子生徒「「はーい」」

―――――

凛月「なんか本当に先生みたいだね〜」

『本当に先生ですよ？』

真緒「あの、プロデュース科から一人生徒会に入って欲しいんですけどどうですかね？」

『なるほど、検討しておきますね』

凛月「Aってこの後暇？お茶付き合ってよ♪」

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