世話を焼きたくなるあの子は陰キャで引き籠りでコミュ症です ３！

引き籠りとデートもどき　さん！ ページ28

レオside

今、ＣＤショップに来ています月永レオです

『あ、月永くん。これ、流星隊のＣＤですよ・・・！これはれーくんのです・・・！』

友達のＣＤが出ていた事を嬉しそうに話すA

はぁ〜〜〜〜〜可愛い

『あの・・・月永くん。こっち、行きましょう』

Aが俺の手を引く、というか手を繋いでいる

―――

『あ、では気を取り直していきましょうか』

レオ「だな」

『ん』

レオ「？？」

『まず、月永くんに会ったら服の感想を聞いて手を繋いで行動すると書いてあります。そっちの方が恋仲っぽいとのことで。というわけで

手を、つなぎましょう？』

―――

『これはKnightsのＣＤですよ！凄いです・・・！実際に売られているんですね・・・♪』

レオ「そそそそうだな！」

手を繋いでいて凄く、ドキドキする
でも、やっぱ

普通の繋ぎ方なんだよな〜・・・
それ以上を求めてるってわけじゃないけど・・・いや、求めてる、かも

手汗掻いてる気がする
気にするかな？

『月永くん、まだＣＤショップにいますか？』

レオ「Aはもういいのか？」

『はい、見たい物も見れましたし。お昼を食べましょう』

そう言いながらセナが作ったという紙を見る

『あの、月永くん』

ぐいっと俺を引きよせた

はい？えぇ？うん？・・・はぁ！？
なななななにを・・・

耳元に口を寄せる
何を言われるのだろうか
期待はしたものの、それは現実を感じさせることだった

『ストーカーさん、いますか？』

レオ「いっ今のところは・・・いない」

『そうでしたか・・・』

しゅんとするA

『それではお昼を食べに行きましょう・・・！！』

Aはいつもどおりだ


カフェに入って一息つく

『何を頼みますか・・・？』

レオ「そうだな〜Aは？」

『質問返しでしたか・・・私は・・・チョコレートパンケーキとやらにします』

レオ「おぉ！なんかすごそうだな！」

『でしょう？ここの星型のバナナがいかにもインスピレーションだなって感じがして月永くんも好きそうだな、って・・・』

どんどん声が小さくなるA

『すみません、調子に乗りました・・・』

レオ「ぜっ全然平気だぞ！あぁっと、俺は〜！コーヒーとサンドウィッチにする！」

照れ隠しで一気に巻くし上げた
あ〜もう・・・

Aは追加でアイスティーを注文した

と、ここでAがスマホをいじりだしたので
月永レオプレゼンツ、Aの今日の服装を話したいと思う

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