世話を焼きたくなるあの子は陰キャで引き籠りでコミュ症です

引き籠りとつむぎ ページ30

noside

『ふんふんふふ〜ん♪』

鼻歌が止まらないA

嵐「Aちゃん先輩ご機嫌ねェ〜」

『は、はい！おかしかったですか・・・？』

きょとんと首をかしげている姿は小動物みたいで抱きしめたい衝動に駆られる
現に嵐は口をワナワナさせて自分と手首をしっかり押さえている

嵐(ここは我慢しないと・・・)

『鳴上くん？大丈夫ですか・・・？』

嵐「え、えぇ何でもないわよ？」

『早くつむちゃんに会いたいです♪』

凛月「Aは青葉のおに〜ちゃんのこと大好きだね〜」

『はい！つむちゃんは夢ノ咲学院での初めての友達ですから！』

泉「はいはい、青葉だけじゃこの先やっていけないからね〜」

『うぅ、知ってますよ・・・』

司「友達づくりと言うのは最初は誰でも苦労するものですよ」

『朱桜くんも一年生ですから友達を作るの苦労されているのですか？』

司「ま、まぁそうですね」

『ユニットの中でも唯一の一年生ですから、大丈夫ですか？』

司「Aお姉さまに心配掛けさせてしまうとは、私も駄目ですね」

凛月「へ〜きだよ、ス〜ちゃんには俺たちが居るもんね〜」

嵐「そうよ♪何かあったらいつでも頼りなさいね！」

『た、頼もしい方達ですね』

そんな他愛もない話をしている
いるのにもかかわらず

レオ

レオだけ話に加われてない

『あ、つむちゃん！』

つむぎ「Aちゃん！」

昇降口に着いてしまった

つむぎ「あ、Aちゃん髪の毛切ったんですか？」

『あ〜うん・・・それよりも！今日良い事があったの！』

つむぎ「はいはい、落ち着いてくださいね〜」

『うん。見て見てつむちゃん、メッセージアプリの友達がついに！』

つむぎ「ついに？」

『二桁になったんです！』

泉「嘘」

『嘘じゃないですよ！』

Aが得意げに見せた画面には

レオ「１２人だ」

『１２人でも凄いです！』

Aがずいっと顔を近づけて反論する

レオ「へあ！？そそそ、そうだよな！塵も積もれば山となるからな！」

『でしょう！』

つむぎ「Knightsの皆さんと仲良くなれて良かったですね〜」

『む、つむちゃんは私のお母さんみたい』

つむぎ「俺はAちゃんのお母さんポジションでも良いと思ってますから」

つむぎとAの微笑ましい会話に入れないでいるKnights

つむぎ「あ、もしよかったら一緒に帰りませんか？」

レオ「いいのか？」

真っ先に声をあげたのはレオだった

泉「俺はバイクだから無理だ」

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ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

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