10.JM ページ10
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ヌナが宿舎を出て行ったと同時に
ジョングガは膝から崩れ落ちた。
涙を流す姿は、
ライブ中や授賞式、練習生の頃など
幾度となく見てきたけど
こんなに号泣してる姿を
見るのは初めてだった。
恥ずかしさもあってか俺たちの前で
涙を流すのを嫌がるコイツが
俺たちの目もはばからず
こんなに泣きじゃくっているなんて。
それだけヌナが大好きで大切だったんだと思う。
ならなんで…
あんなに仲が良かったのに、
ジョングガがヌナを裏切るだなんて
信じられなかった…ショックだった…
YG「…お前が大事な弟じゃなかったら
1発どころじゃなく殴ってる」
こんなに泣きじゃくる弟にボソッと
そう呟くユンギヒョンはヌナと仲が良かった分
悔しさや怒りが相当なんだろう。
殴りはしないものの、
ぎゅっと握られた拳は震えていた。
ユンギヒョンは精神的に弱い時期があったから
トラウマを抱えるヌナの気持ちがわかるんだろうな。
JK「…殴って…ヒョン…」
YG「今お前を殴って何が変わる？
ヌナがまたトラウマの闇に堕ちて行ったことは
もうどうやっても変わらない。
お前がヌナを闇に突き落としたんだ」
ユンギヒョンの突き刺さるような言葉に
ジョングガの目から更に涙が溢れた。
JN「ユンギ、そのくらいにしときな」
ジニヒョンにそう言われると
ユンギヒョンは舌打ちをし
荒々しく自室へ行った。
JH「俺も部屋戻る」
曲がった事が大っ嫌いなホソギヒョンも
ジョングガのしたことがショックなのか
許せないのか、顔をしかめて自室へ戻った。
残ったのはリーダーのナムヒョンと
長男のジニヒョン、
そして唯一の弟を溺愛してきた俺とテヒョン。
JN「ジョングガ…ヌナはね、
いつもサプライズしてくれるジョングガに
お返しがしたいから協力して欲しいって、
今日のお昼から来てくれて、
色々準備してくれてたんだよ」
JN「ジョングガ喜んでくれるかな？
これ好きだから多めに作ってあげよう！
って頑張って用意してくれたのに
これはあまりにも可哀想だなって俺は思う。
でもジョングガにも理由があるんでしょ？
ヌナに聞いてもらえなかった話、
ヒョンたちが聞いてあげるから。
話してごらん？」
なるべく責めないような言葉を選び
ちゃんとジョングガの話も聞いてあげる
ジニヒョンに大人の器のデカさを感じた。
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ツバキ(プロフ) - マミさん» はじめまして！コメントありがとうございます！楽しみにしてくださっていたのに、一旦ここで区切ってしまいました(>_<)続きのep.2も早く公開できるように頑張ります^^！ (2019年3月24日 16時) (
レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - Kookkookさん» コメントありがとうございます！面白いと言ってもらえてとっても嬉しいです！一応完結しましたが、ep.2が出た際は是非またよろしくお願いします^^！♪ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - 悠心さん» はじめまして！お返事が遅くなって申し訳ないです(>_<)毎日チェックしてくださっていたなんて(>_<)！波乱編完結しました！まだまだ続きますが、またよろしくお願いします^^！ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - suikoo1さん» お返事がおそくなってすみません(>_<)一応ですがひと段落しました！笑 (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - はじめまして！いつも更新心待ちにしています。とっても面白くて繰り返し読みながら更新を待っています。これからも頑張ってください！よろしくおねがいします。 (2019年3月24日 8時) (レス) id: 473b201d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツバキ
| 作成日時：2018年10月19日 0時
