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ガチャっと玄関が開く音がしたのは
あれから3時間程経った午前1時だった。
あの後ご飯を食べる気にもなるわけもなく
ソファに移った私の元に
ユンギ君とテヒョン君とジミンちゃんの3人が
食事を終え張り付いた。
ジミンちゃんとテヒョン君は
気を紛らわす為に色んな話をしてくれ
ユンギ君は特に話すこともなく
ただじっと隣に座っていた。
他の3人はダイニングに座り
時間が経っても誰一人部屋を離れなかった。
そして玄関の音がした途端
シンと静まり返るリビング。
扉を開けて入ってきたグクは
JK「あれ？ヒョン達みんな起きてたの？」
ちょうどテヒョン君で見えなかったんだろう。
私に気付かず呑気な声でそう言った。
JM「…ジョングガ…おかえり……っ！？」
この空気を破ってジミンがグクにの元に行き
声をかけ、直後驚いた顔でグクを見た。
JK「…え？」
「おかえりグク」
JK「！！！……A…」
あぁ…ジミンちゃんのあの顔の理由がわかったよ。
だって、グクから香る匂いは明らかに
グクのものじゃなかったから。
「どこの宿舎に帰ってたの？笑」
JK「っ……」
YG「お前なにしてた？」
俯いて何も答えないグク。
YG「スタイリストのアシスタントしてるアイツか？」
JK「！！！」
なんてわかりやすいんだろう。
「グク、お別れだね」
JK「ま、待ってA！」
「触らないで」
私の腕を掴もうとするグクに
冷たい言葉を投げた。
お願いだから汚い手で触らないで。
泣きそうな顔で見つめられても
もう私にはどうしようもできない。
「どうしてお別れかはグクが
1番よく分かってるでしょ？」
JK「ごめん！A…
本当にごめん…お願いだから離れて行かないで…」
みんなこんなグクの姿は初めて見るんだろうな。
顔を歪めてこっちを見ている。
なんだか私が悪いみたい。
「ごめんね、グク。
その話は聞いてあげられない。
私の傷、グクが1番良く知ってるでしょ？
心が壊れる前に行かせてほしい」
その言葉にポロポロと涙を流すグク。
ごめんね？話を聞いてあげる余裕もないヌナで。
でも、やっと塞がりかけていた傷が
抉られた今これ以上何も受け入れられない。
「短い間だったけどありがとう。
体に気をつけて頑張ってね」
「みんなも…最後がこんなでごめんなさい。
仲良くしてくれてありがとう。
…グクをよろしくね」
そう言い残し私は宿舎を後にした。
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ツバキ(プロフ) - マミさん» はじめまして！コメントありがとうございます！楽しみにしてくださっていたのに、一旦ここで区切ってしまいました(>_<)続きのep.2も早く公開できるように頑張ります^^！ (2019年3月24日 16時) (
レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - Kookkookさん» コメントありがとうございます！面白いと言ってもらえてとっても嬉しいです！一応完結しましたが、ep.2が出た際は是非またよろしくお願いします^^！♪ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - 悠心さん» はじめまして！お返事が遅くなって申し訳ないです(>_<)毎日チェックしてくださっていたなんて(>_<)！波乱編完結しました！まだまだ続きますが、またよろしくお願いします^^！ (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ(プロフ) - suikoo1さん» お返事がおそくなってすみません(>_<)一応ですがひと段落しました！笑 (2019年3月24日 16時) (レス) id: be34dda217 (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - はじめまして！いつも更新心待ちにしています。とっても面白くて繰り返し読みながら更新を待っています。これからも頑張ってください！よろしくおねがいします。 (2019年3月24日 8時) (レス) id: 473b201d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ツバキ
| 作成日時：2018年10月19日 0時
