続＊A connected heart [ep.1]

23.JM ページ23

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「ユンギ君もジョングガとって言うの…？」


また冷たい表情が戻るヌナ。

さっき冷たい雰囲気が緩くなったのは
ユンギヒョンのおかげだったんだ。
それだけこの2人にも俺たちの知らない
絆があるんだな…





YG「俺はヌナが幸せならなんでもいいけど。
欲を言うならって感じ？
幸せそうな2人を見てきたし
2人とも俺らにとっては大事な弟と姉さんで
その…大好き、だから、さ。
俺らだってヌナが、離れるのは嫌、だし、」



「ふふふ」



…ヌナが…笑った…




YG「やー、笑うなよ！」

「だって、そんなに赤くならなくても。笑」

YG「うっせ」

「そんなにヌナのこと好きだったのね？笑」

YG「っ！あー！うぜぇ！」

「ヌナになんて口きくの」


ユンギヒョンのほっぺを両手で摘んで
引っ張ってるヌナはさっきまでの
冷たいヌナじゃなくて俺たちのよく知る
大好きなヌナだった。





YG「笑えんじゃん、ヌナ」

「え？……私、笑えてる…？」


YG「ヌナがここに来た時は、
あぁ心が壊れたんだなって思ったけど…
まだ間に合ったみたいで良かったよ」

「…そっか…私笑えてるんだ…」


YG「心配かけんじゃねぇ、パボヌナ」

「ごめんねパボで。ありがとうユンギ君」





いつものヌナとまではいかないけども
表情の和らいだヌナは
やっぱり俺たちの知ってるヌナで



TH「おい、泣くなよ。笑」

「え？」

JH「ジミナ〜、あいご〜」

JM「だってヌナが…」

「わ、わたし？え、ジミン君大丈夫？」

JM「冷たいヌナじゃなくなったから〜.泣」

「え、え〜…」

JM「いつもみたいに
ジミンちゃんって呼んでよ…」

「ご、ごめんね、ジミンちゃん」

JM「うわーーん」



泣きながら抱きつく俺に戸惑うヌナ。


嬉しいんだよ。
ヌナがヌナに戻ってくれて。


もうあんな冷たい目で見られるのは嫌だから。
もうあんなヌナになって欲しくないから。



戸惑いながらも俺の背中に
腕を回し、優しく摩りながら
「ジミンちゃん…ごめんね？泣かないで？」
と言ってくれるヌナの声に


少し希望が見えた気がした。


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