消え行く魔法 ページ10
A「・・・そうよね、ごめんなさいカミロ」
カミロ「いやいやAが謝ることじゃない。みんなの所へ戻ろう」
2人はさっきまでいた場所へ戻った
ペパ「A!!ねぇ大変なの・・・!」
A「どうかしたの、ペパおばさん・・・そんなに慌てて」
ペパ「アントニオの動物が全員いなくなった!ドロレスも遠くの音が聞こえにくいって!」
驚いた・・・どんどんと魔法が消えていっている
A「みんなの魔法が使えなくなってる・・・カミロは?」
心配の眼差しでカミロを見つめた
カミロ「・・・ハァダメだ頭の中がごっちゃになって変身できない」
A「そんな・・・。ペパおばさん、あなたは?」
ペパ「それが見て。頭の上の雲がないの」
呆れた目で頭の上を指差した
ペパ「喜んでいいのかダメなのかわかんないわよ」
A「まぁまたハーブあげるから元気出して。さっきと違うヤツよ」
ペパ「あぁありがとう・・・。あなたのハーブ大好きなのよ」
嬉しそうにハーブを受けとると
はっとしたようにペパが言った
ペパ「そうよ、A!ハーブ余裕で出せてるけどあなたは問題ないの!?」
A「えっ・・・いや問題ある問題ある!ほら見て、さっきまで3枚出せたのに2枚になってる!」
カミロ「やっぱりAも・・・待ってて、フリエッタおばさんに伝えて来る」
A「あぁっカミロ待って!まだ伝えなくていいわよ」
慌ててカミロを引き止めた
カミロ「なんで?だってAも魔法が弱まってるんじゃないの?」
A「・・・そうだけどまだ伝えなくていい。きっとママ忙しいだろうし」
カミロ「そう・・・。でも無理しないでよ?」
笑顔でAは頷いて
ペパとカミロが去った後に、また人気のない場所へと走って行った
A「どうしよう・・・どうすればいいの!アタシだけいつも通りなんて言えるはずないわよ・・・」
原因はわからないが
Aだけ魔法が弱まっていなかった
A「これからどうしよう・・・魔法が使えないフリする?ばれそうよね・・・」
ミラベル「A?」
A「うわぁっ!?・・・あっミラベル・・・。どうしたの?」
ミラベル「どうもこうも」
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アン - コメントありがとうございます!凄く嬉しいです。更新頑張ります!! (12月14日 15時) (レス) id: e44e5248e0 (このIDを非表示/違反報告)
ジルマル(プロフ) - 更新頑張ってください!(*'ω'*) (12月14日 13時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アン | 作成日時:2023年12月3日 11時