検索窓
今日:15 hit、昨日:2 hit、合計:17,738 hit

Chapter 20 【博@】 ページ21

〜ブラック警報でてますお〜

何も見えない。
頭の中が真っ白で、さっきの光景が目の裏に焼き付いた。


血を流しながら助けを求めるちゃみんの顔。

俺は、見捨ててしまった__


後悔と自分への叱責の念が押し寄せてきて、涙が止まらない。息が出来ない。

ふらふらと目を虚ろにしたソーラが、紅く染まったちゃみんに近寄り、どっと膝をついた。


ソーラの服が、ちゃみんのそれで赤く染まる。

ソーラの虚ろな目から、ぽつりと涙が零れた。
それが合図のように、ぼろぼろと涙が溢れる。


「……ひっ、く、」


小さな嗚咽が聞こえる。
わとさんは後ろを向いて、俯いていた。


俺達は暫く、その場所で泣いていた。
冷たくなっていく仲間を見ながら。


________________


???side

__ねぇねぇ お師匠様っ!一人始末してきましたよ!!

私は右手に赤く濡れたナイフを持ちながら、嬉々としてお師匠様に報告した。


ゆっくりと振り向いたお師匠様は何処か怒ったように、静かに私に告げる。


「つまらないな、___」


私の名前を呼びながら、音も立てず近づいてくる。


__お師匠、さま?


「私を楽しませろと言ったのが、聞こえなかったのか」

私のナイフを奪い、お師匠様は私を刺した。



ざくっ



__ひっ……!


「本当に使い物にならない、私の望みなど理解できない」


お師匠様が更にナイフを押し込む。


__やっ、やめてくださ……っ、ぁ…



_……っ、ちゃんと、ちゃんとやるからっ…許して……

涙を流して懇願する私に目もくれず、お師匠様は手を離した。



「次は無い……またしくじれば、私自らお前を破壊してやる」


しわがれた顔で、そう呟いたお師匠様の目は、本当に凍りついていた。







__早く、始末しなければ……私が…





______________

怖いお(^ω^ ≡ ^ω^)

まじ怖いお(^ω^ ≡ ^ω^)


てか雪が怖いお(^ω^ ≡ ^ω^)


でも好き(^ω^ ≡ ^ω^)

Chapter 21 【雪那々】→←Chapter 19 【雪那々】挿絵あり



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪那々(プロフ) - ハカタさん» すみません…博が直してくれたそうです…ご指摘ありがとうございます。 (2018年9月9日 12時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - ハカタさん» ハカタさんいつもありがとうございます!そーですね、時間かけて良いの書こうと思います(ノ´∀`*) (2018年8月26日 9時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - 作品に時間をかけるというのはとってもいいことだと思います!私なんて15分ぐらいで考えてまた最終的に書き直すというアホみたいなことしてますから...更新楽しみに待ってます! (2018年8月23日 20時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - 雪那々さん» そしてお前は何を言っとるんや……w (2018年8月23日 16時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - もちづき@さん» うええええええ!!!??ありがとうごぜえやす(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァ (2018年8月23日 16時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:博@・雪那々 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=conect1016  
作成日時:2018年8月9日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。