Chapter 19 【雪那々】挿絵あり ページ20
〜ブラック警報発令中〜
ーーー
俺たちが行くとそこには、胸ぐらを掴まれ壁に押し付けられているちゃみんの姿があった。
「ちゃ…みん?」
「!…が…ちゃん…た…すけ…」
ちゃみんが、消え入りそうな声で俺を呼んだ。
目の前にちゃみんが捕まってるのに、
助けに行きたいのに、
足が凍ったように動かない。
俺の周りだけ時間が止まってるんじゃないかってぐらい、体が動かない。
_____ふふっ、目の前で仲間がコロされるってどんな感じかちゃーんと教えてね?
少女はそう言って、腰の帯にぶら下げてあったナイフを手に取った。
「い、や…や、めて…」
はやく、はやく助けに行かなきゃ…
…なんで動かないの?
動いて、
動いてって、
動いてよ!!
言うこと聞いてよ!
____さぁショー…いや、ゲームの始まりよ!あはっ
少女はそう言って、右手に握っていたナイフをちゃみんの右腕に準備した。
「い、いやぁぁぁ」
目の前で仲間がコロされそうになっているのに、誰も助けに行かない。いや、行けない。
ただ呆然とやられる姿を見てるだけ。
グサッ
「いっ…ぁ…が、ちゃ…た…け…」
ザクッ
グサッ
「あ…ぁ、ぃ…ぁ…」
ジャキ
「ぁ…ぁ………」
ドサッ
____タヒんじゃった。ま、いっか。
少女はそう言い残し、また消えた。
あたり一面赤い鮮血が飛び散り、目の前に体中赤く染まったちゃみんが倒れてる。
何もできなかった自分への憎しみと後悔が押し寄せてくる。
涙が頬を伝う。
思わず叫んだ。
「う、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
挿絵↓(博@)
(http://img.u.nosv.org/uploader/files/7/1/e/71e410a3971131dd734b3e355888fa34.jpeg)
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長いなぁ、ごめんなさい(>人<;)
ついにブラック警報が…
しかも、まだ登場して間もない方をあやめてしまった…(本人とは全く無関係です。)
こんなんでいいのかわからないけど、
博頑張れ!
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雪那々(プロフ) - ハカタさん» すみません…博が直してくれたそうです…ご指摘ありがとうございます。 (2018年9月9日 12時) (レス) id: 6aeb77ce64 (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - ハカタさん» ハカタさんいつもありがとうございます!そーですね、時間かけて良いの書こうと思います(ノ´∀`*) (2018年8月26日 9時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
ハカタ(プロフ) - 作品に時間をかけるというのはとってもいいことだと思います!私なんて15分ぐらいで考えてまた最終的に書き直すというアホみたいなことしてますから...更新楽しみに待ってます! (2018年8月23日 20時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - 雪那々さん» そしてお前は何を言っとるんや……w (2018年8月23日 16時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
博@(プロフ) - もちづき@さん» うええええええ!!!??ありがとうごぜえやす(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァ (2018年8月23日 16時) (レス) id: d43769dbf0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:博@・雪那々 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=conect1016
作成日時:2018年8月9日 13時