8話 ページ8
『私は魔法を使えませんが、グリムくんは使えます。彼をこの学校に入学させることは出来ないでしょうか？』
「なっ…モンスターをですか？」
『はい』
クロウリーの反応を受けたAは『やっぱり難しいでしょうか』と軽く肩を落とす
「……ふぅ…仕方ありませんね」
『！ それじゃあ！』
「しかし、闇の鏡に選ばれなかった…しかもモンスターの入学を許可する訳にはいかない」
『！』
「Aさんについても、ただ居候させるわけにはいきません」
『はい。もちろん、私に出来る事はさせて下さい』
この後のクロウリーの話をまとめると
Aをこの世界に呼び寄せてしまった責任の一端がある為、この寮を当面無料で貸し出してくれるそうだ
だが、その代わりグリムと2人1組で学園内の雑用係をして欲しいとの事
グリムはごねていたが、そんな事で宿を貸し出してくれるのならAとしては願ったりだ
こうしてAとグリムは次の日からナイトレイブンカレッジの雑用係となった
「おはようございます2人とも！よく眠れましたか？」
翌朝、突然オンボロ寮に押し入ってきたクロウリーの質問に、グリムは
「ベッドに寝そべったら床が抜けてびっくりしたんだゾ！」と反論していたが、
Aは『お陰様で良く眠れました』と返した
「それは良かった！
…ところでAさん」
『はい？』
「貴方もしかして女性ですか？」
『え？そうですが…見えませんか？』
「ふなっ…見た目は女の子だけど、話し方が男みたいだから男だと思ってたんだゾ！」
『えっ！？』
「やはりそうでしたか……」
『ここは男子校だと言っていましたよね。やっぱりまずいでしょうか？』
「いえ、Aさんは生徒ではありませんので。
ですが男子生徒には気をつけてくださいね。それと学外には許可なく出ないようにしてください」
『はい』
「よろしい。
さて。そんな訳で本日のお仕事についてお話があります」
(魔法学校の雑用係…何をするんだろう)
Aがゴクリと息を飲む
「今日のお仕事は学園内の清掃です」
『清掃…！』
(普通だ…！でも)
『学園内はかなり広いように思います。2人では無理があるかと…』
「はい。魔法無しで全て清掃し終えるのは無理でしょう。
ですので今日は正門から図書館までのメインストリートをお願いします」
『わかりました』
「それと、昨日のような事がないようにグリム君をしっかり見張っていてくださいね」
『はい』
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白猫娘(プロフ) - パンパースさん» お読み頂きありがとうございます！頑張ります！ (11月13日 17時) (
レス) id: 013b7623c9 (このIDを非表示/違反報告)
パンパース - 面白いです！更新頑張ってください！ (11月13日 16時) (レス) id: 57f94a8f60 (このIDを非表示/違反報告)
白猫娘(プロフ) - もこさん» お読みいただきありがとうございます！更新頑張ります！ (9月10日 20時) (レス) id: 013b7623c9 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 初コメ失礼します！私逆ハー大好物なので嬉しいです！ツイステのキャラ（生徒たちはもちろん、教師、他校、チェカ）全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (9月10日 19時) (レス) @page4 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白猫娘 | 作成日時：2023年4月26日 21時
