【名探偵コナン】愛錠 第5錠【安室透/降谷零】

第204錠 ページ24

A『(安室さん…)』


安室さんは観覧車を見上げていた

ここが私にとって大切な場所だって分かっていたんだ

それがとても嬉しくて、泣きそうな気持ちになる


すると安室さんはこっちに気付き、優しく微笑んでくれた


A『ぁっ…安室さん』


安室『…ﾌｯまた泣いてるんですか？』


泣いていないと言う前に、伸びてきた手が優しく頬を包んだ

そのぬくもりに気持ちが抑えきれなくなり、頬に涙が伝う

必死に止めようと目を擦っていると、安室さんが止めてくれた


安室『そんなにしたら益々ひどくなりますよ』


A『っだって…っ』


安室『…ちょっと付き合って下さい』


そう言うと安室さんは私の手を引き、観覧車乗り場へ向かう

もしかして安室さん、観覧車に乗ろうと思ってるのかな


彼のことを横目ので見ると、安室さんでもバーボンでもない"あの人"の顔に見えた


そして私たちが乗る番になり、私たちは向かい合わせで座る


安室『…話を、聞いてくれますか？』


A『…はい』


安室『まず、謝らせて下さい、僕も貴方に嘘をついていました』


安室さんはそう言うと、頭を下げたので

私は慌てふためきながら立ち上がり彼の肩に触れて頭をあげさせた


A『謝らないで下さい！私が悪いんです、私も…嘘を…っ』


安室『Aさん…？』


あぁダメだ、私はまた泣きそうな気持ちになる


私だって安室さんに嘘をついていた

自分から距離をつくったのに、本当は離れたくなかった

忘れたくなかった、だって私は



















A『…好き』


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またまた大変お待たせしました！

最近ストレス溜まり一時的に離れてました( ´•̥_•̥` )

アニメいっぱい見てこれからどんどん更新していくのでよろしくお願いします！

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