第193錠-��- ページ13
沖矢『少々風邪気味なので、マスクをしてもいいですか？君にうつすといけない』
安室『そのマスクじゃない、その変装を解けと言っているんだ！赤井秀一！』
珍しく声を荒らげる安室さんに、ビクッと肩が震えた
痛いほどに殺意のようなものが感じられる
沖矢『変装？赤井秀一…？一体さっきから何の話です？』
あくまでも彼は最後までしらを切るつもりだろつ
ここまで追い詰められれば後は無いのに、この人は何処にそんな余裕があるんだ
安室『一体何を企んでいる？』
沖矢『企むとは？』
安室『ざっと見た感じだが、玄関に2台、廊下に3台
そしてこの部屋には5台の隠しカメラが設置されているようだ』
部屋をあちこち見回しながら安室さんがそう告げた
隠しカメラがあるなるなんて知らなかった
じゃあ私がさっきから感じていた視線は、きっとそれだろう
安室『この様子を録画して、FBIにでも送る気か？
それとも、別の部屋にいる誰かが、この様子を見ているのかな？』
改めて沖矢さんを見据えるその瞳が、恐怖を纏っている
安室さんはソファーから立ち上がる
沖矢『そもそも僕と似ているんですか？顔とか、声とか』
安室『ふん、顔は変装、声は変声機
今日の昼間、この近辺を回ってリサーチしたんです
隣人である阿笠博士の発明品で、評判が良かったのに急に販売を止めた物はないかってね
それはチョーカー型変声機』
その言葉に体が震えそうになった
以前赤井さんが見せてくれて、阿笠博士にこのピンバッチを作ってもらったとコナンくんは言っていた
安室さんに対して、まさかここまで読んでいたとは
今の彼に最も合う言葉だと思った
安室『大きさは丁度、そのハイネックで隠れるくらいなんだよ…！』
安室さんが沖矢さんのハイネックに指をかける
ダメ、止めてと言えなかった
今私が口出しすれば、火に油を注ぐ様な事
赤井さんの計画が台無しになる
私は安室さんの手先をただ見つめることしか出来ない
安室『…っ！！！』
A『…ぇ』
沖矢さんの首元がもう見えてるのに、そこにあるはずの物が無かった
何も付けられてない首元に安室さんは驚愕している
チョーカーが無いのに、沖矢さんはどうやって今まで会話していたんだ
沖矢『(まさかここまで、読んでいたとはな…ﾌｯ)』
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赤井さあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん(〃ω〃)
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アイリス(プロフ) - いつもドキドキしながら拝見させて頂いてます!展開が楽しみです仕方ありません!更新楽しみにしています。無理はなさらないでください。曲を聞きながら読んでいますv「一番の宝 物」もお話にピッタリですね (2022年2月23日 22時) (
レス) @page26 id: 141265214e (このIDを非表示/違反報告)
みん - 毎回楽しみに拝見させて頂いてます！次きになります！無理せず、お待ちしております！！ (2022年2月7日 20時) (レス) @page23 id: 0b35b5e05a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リイナ | 作成日時：2022年1月14日 14時
