【名探偵コナン】愛錠第4錠【安室透/降谷零】 (ページ11)

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第146錠-③- ページ11

〈バーボンside〉

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ『(何故彼女が…)』

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まさか彼女がここにいるとは思わなかった

何故ベルモットが彼女といるんだ、何処で会ったんだ

色々と焦りな考えがよぎってしまう

A『…っ？あの、何か？』

彼女のことをじっと見てしまったが、平然を装う

その後変装した男の財布を返し

何とか無事に任務を終え、ベルモットと合流し車を走らせた

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『それで…あの子猫ちゃんからいい話は聞けたのかしら？』

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ『えぇ、大収穫でした、意外な裏話も聞けましたしね』

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『その話の落ち、ちゃんと聞かせてくれるんでしょうね？』

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ『えぇ、確証を得たらすぐに、でも…これだけは言っておきましょう』

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『っ？』

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ『…恐ろしい男ですよ、あの少年は』

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『そうね、だからといって私との約束忘れた訳じゃないでしょ？』

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ『もちろんです』

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『それと…』

丁度信号で止まりベルモットの方を向くと、何か考えてるような

思い出しているような表情をしている

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『何でもないわ、あの女の子には感謝しなくちゃ

貴方がいる現場へ案内してくれたんだから』

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ『…そうですね』

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『貴方あの子と面識があるんでしょ？』

ベルモットの言葉に、冷や汗をかいたような感覚が走った

信号は青になり車を走らせるが、ベルモットは返事を待ってる様子だ

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ『まあ、ポアロで何度か』

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『ふーん…あの子のことも傷付けたらただじゃおかないから』

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ『っ！』

何故ベルモットがそんな事を言うんだ

彼女とは今日初めて会ったはずだ、それなのに

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ『何故ですか？』

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『あの子は…』

『何故だ、何故俺を助けた…！』

A『…助ける理由なんている？』

『っ！！！』

A『私は困ってる人を助けることが出来る人は

本当に強い人だって教わった、それだけよ』

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『…とにかく、あの坊やたちや今日の子、傷付けたら招致しないわよ』

ﾊﾞｰﾎﾞﾝ『えぇ、分かりました、僕も同じ考えなのでご安心を』

ベルモットのその言葉の意味は理解出来ないが、嘘をついてるように思えなかった

そんな考えを持ちながら、夜の街を彷徨っていく

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