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第96錠 ページ6

髪を乾かし終え、私はリビングへ向かう


扉を開けると、コーヒーの良い匂いがする

扉を開ける音に気付いて、沖矢さんは私の方を向く


昴『もうすぐ出来ますので、座ってお待ちください』


A『は、はい』


私は座って、沖矢さんの後ろ姿を見る

沖矢さんって車も運転出来て、料理も出来て結構ハイスペックよね


まあお兄ちゃんには勝てないけど←


昴『さあ、どうぞ召し上がれ』


A『いただきます』


私は作ってくれた朝ご飯を食べる

美味しい、私は無言で食べ進めていく


朝食を食べ終わり、食器を洗う


昴『お口に合ってるようでよかったです』


A『…久しぶりなので』


昴『え?』


A『誰かにご飯作ってもらったのは、久しぶりなので

兄も料理上手でしたけど、今は一人暮らしなので』


昴『…亡くなったお兄さんのお仕事は』


A『刑事でした、その前は爆発物処理班にいましたけど』


昴『なるほど、だからあの時も』


A『えぇ、なのでこれでも簡単な爆弾は解体出来ますよ』


昴『そこは威張らないでもらいたいですね』


A『フフッ、兄も同じこと言いました

『そんな危ないことさせるか』って』


食器を洗い終えると、沖矢さんは紅茶を用意したくれていた



〈注目の歌姫LuNA!初の有観客ライブ決定!!〉



テレビを観ていると、あるコーナーに私は紅茶を飲む手を止めた


昴『ほぉ、すごいですね』


A『どうも、じゃあ私帰りますね』


昴『おや、もう少しゆっくりすれば良いのに』


A『休みとはいえ仕事があるので』


ごちそうさまでしたと言い、私は帰り支度をする

沖矢さんは玄関にまで来て、小さい紙切れを渡してくれた


A『何ですか?』


昴『私の連絡先です、またドライブしたい時はぜひ』


A『…考えておきます』


少し無理矢理に近い渡し方をされたけど、私は受け取った

まあ別に嫌ではないドライブだったし


昴『でも今度は泣き疲れて寝ないようにして下さいね』


A『っ///お邪魔しました!』


そう言って私は沖矢さんの家を出た

あの人、絶対からかってる









ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

昴『(…フッ、ほんとよく似たお方だ)』










昴さんとのお話入れたかったので書いてみました!


次はどう展開させよう( ¯•ω•¯ )

第97錠-沖矢side-→←第95錠



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リイナ(プロフ) - 睦月 蓮さん» コメントありがとうございます!LiSA大好きでライブも行きます笑! (2021年11月2日 11時) (レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
睦月 蓮(プロフ) - 初めまして!いつもどうなるんだろうってドキドキしながら読んでます。LiSAさん好きなんですね!私も大好きです! (2021年10月16日 12時) (レス) id: 170d46157d (このIDを非表示/違反報告)
リイナ(プロフ) - みぞれさん» コメントありがとうございます!あたたかいお言葉嬉しいです(´-_-。`)これからも頑張らせていただきます! (2021年10月5日 20時) (レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - とても面白くてついつい一気に読んじゃいました!更新頑張ってください!これから楽しみにさせて頂きます! (2021年9月27日 20時) (レス) @page6 id: 976162990d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リイナ | 作成日時:2021年9月26日 15時

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