第95錠 ページ5
A『(私、いつの間にか寝て…ていうかここって何処？)』
いつの間にか寝ていて、でもここは私の部屋じゃない
ほんの少し煙草の匂いがする、机や本棚や最低限のものがあるシンプルな部屋
ガチャっ
昴『おや、起きましたか』
A『お、沖矢さん…！ぇっとここは』
昴『借り住まいさせてもらってる僕の家ですよ
本当は君を送りたかったですが、生憎眠ってしまって病む終えなく僕の家へ』
A『っ汗)…す、すみません』
穴があったら入りたいとはこのことだ
私は恥ずかしくなり布団で顔を隠した
ん？ちょっと待て、ここが沖矢さんの家なら沖矢さんは一人暮らし
まさか着替えさせてくれたのって
昴『朝ご飯の前にシャワー使いますか？
着替えは私のをどうぞ、君の洋服、まだ乾き切ってませんので』
A『っ///この、変態！！』
側にあった枕を沖矢さんへ投げるが、扉を閉められ沖矢さんには当たらなかった
あの澄ました笑顔、どうも苦手だ
それにしても男の人に着替えさせてもらうなんて、最悪
そう思いながら部屋を出ると、部屋の前に沖矢さんがいてびっくりした
昴『お風呂場、案内しますので』
A『っお願いします』
マンションかと思っていたけど、どうやら一軒家のようだ
長い廊下を歩いて行き、お風呂へ着いた
昴『終わったらリビングへ来てください、今朝食を作ってますので』
そう言って出て行く沖矢さん
お風呂を覗くとお湯が溜められていて、ちょっと嬉しい
シャワーで汗を流し体を綺麗にして、私は湯船へ浸かる
今日は仕事がお休みで良かったと心から思える
最近仕事も溜まってたし、自分の状態も良いとは言えない
A『…』
また安室さんのことを考えてしまった
これじゃあお兄ちゃんより、安室さんの方に囚われてるよ
安室さんのあの笑顔、時々見た怖い感じ
本当に彼は安室透という人なのか
それとも、重なって見える'あの人'なのか
A『っのぼせる…』
のぼせる前に私はお風呂を出た
タオルの側に置いてくれた沖矢さんのスウェットを着る
やっぱり男の人のは大きいなぁ
たまにお兄ちゃんのも着ていたし
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A『見てみてお兄ちゃん！ワンピースみたい！』
陣平『っお前なぁ…ﾎﾞｿｯ)そんな格好他の野郎に見せんじゃねぇぞ』
A『え？何？』
陣平『んでもねぇよ、ほら髪乾かしてやっから来い』
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リイナ(プロフ) - 睦月 蓮さん» コメントありがとうございます！LiSA大好きでライブも行きます笑！ (2021年11月2日 11時) (
レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
睦月 蓮(プロフ) - 初めまして！いつもどうなるんだろうってドキドキしながら読んでます。LiSAさん好きなんですね！私も大好きです！ (2021年10月16日 12時) (レス) id: 170d46157d (このIDを非表示/違反報告)
リイナ(プロフ) - みぞれさん» コメントありがとうございます！あたたかいお言葉嬉しいです(´-_-｡`)これからも頑張らせていただきます！ (2021年10月5日 20時) (レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - とても面白くてついつい一気に読んじゃいました！更新頑張ってください！これから楽しみにさせて頂きます！ (2021年9月27日 20時) (レス) @page6 id: 976162990d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リイナ | 作成日時：2021年9月26日 15時
