第125錠-��- ページ35
コンテナの扉が開かれ、配達員2人に見つかってしまった
私は子どもたちを後ろにまわし、コナンくんと前に出る
『さっきと荷物の配置が微妙に変わってたから一応覗いてみたら
あの猫の他にこんな泥棒猫が6匹も忍び込んでたとはな
しかも姉ちゃん、有名人らしいじゃねぇか』
A『(っそうだ、変装解いてたんだ…)』
もう1人はおどおどしているけど、このメガネの方はあまり動じてないか
どうする、このままじゃ助からない
せめて、この状況を沖矢さんが見てくれていたら
『しかしバカな連中だな、すぐに警察に電話すれりゃいいものを』
『そ、それでどうするんだよこの子どもたちと姉ちゃん』
『決まってんだろ、携帯を取り上げた後
このままここに閉じ込めて凍死させるんだよ
おっさんの遺体の側にガキ連中を並べておけば
迷宮入りの難事件になるだろうよぉ
何しろ俺らとこのガキ共は何の繋がりもねぇんだからな』
A『っ…』
ダメだ、何も思いつかない
こんな時、お兄ちゃんがいてくれれば
せっかく決意したのに、やっぱりお兄ちゃんがいないと、私は
"たく俺がいねぇと何も出来ねぇようになんなよな"
"お前なら強く生きていけること信じてる"
(ピピィィィ！！)
安室『すみません、この路地狭いからちょっと譲ってもらえますか？
傷付けたくないので』
A『っ！！！…ぁ』
クラクションの音にびっくりした私たち
そこには、目の前に安室さんがいる
どうして来てくれたの、やっと来てくれたと複雑な気持ちが交差する
何故か泣きそうな気持ちにもなった
元太『探偵の兄ちゃん！』
歩美『助けてぇ！』
安室『あれ、君たち何やってるんだい？そんなところで』
安室さんがそう言って近付いて来たけど
配達員の1人がコンテナの扉を閉めようとする
『てめぇ！ガキ共と知り合いか！』
安室『えぇ、そうですけど』
『見られちまったら仕方ねぇ
ガキ共を殺されたくなかったら、あんたもコンテナの中に…』
安室『ﾌｯ…』
ドゴォ！
安室さんは配達員の1人の溝落ちに一発喰らわせた
その姿は、お兄ちゃんと重なって見えてしまった
安室『言ったでしょ、傷付けたくないから譲ってくれと…』
A『っ…』
安室さんは私と目を合わせてそう言う
あぁ、今会ってる彼は本当安室さんだ
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リイナ(プロフ) - 睦月 蓮さん» コメントありがとうございます！LiSA大好きでライブも行きます笑！ (2021年11月2日 11時) (
レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
睦月 蓮(プロフ) - 初めまして！いつもどうなるんだろうってドキドキしながら読んでます。LiSAさん好きなんですね！私も大好きです！ (2021年10月16日 12時) (レス) id: 170d46157d (このIDを非表示/違反報告)
リイナ(プロフ) - みぞれさん» コメントありがとうございます！あたたかいお言葉嬉しいです(´-_-｡`)これからも頑張らせていただきます！ (2021年10月5日 20時) (レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - とても面白くてついつい一気に読んじゃいました！更新頑張ってください！これから楽しみにさせて頂きます！ (2021年9月27日 20時) (レス) @page6 id: 976162990d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リイナ | 作成日時：2021年9月26日 15時
