第106錠-��- ページ16
世良さんが言うには、拳銃で頭を撃ち抜かれていて
部屋もチェーンロックがされていた密室
世良『こめかみの銃槍のまわりに焦げ跡がない
離れた位置から撃たれた証拠さ』
そして、拳銃にはサイレンサー
確かに撃ち殺すにサイレンサーを付けるなんてよっぽどのことだ
コナン『それにほら、向かいのソファに拳銃で撃ったような跡がついてるよ』
世良『多分、被害者の手や袖口に発射残渣をつけてそう見せるつもりだったんだろう
遺体に拳銃を握らせて、1発余計に撃ったのさ』
そう説明する
それを聞いた時、その犯人はこの列車の中にいると思うと吐き気がしそうになる
ここにいてもしょうがないと思い、私たちは部屋に戻ろうと思った
すると──
コナン『余計なことはすんな！
俺が戻ってくるまで、部屋に鍵をかけて誰が訪ねて来ても絶対開けんじゃねぇぞ！』
コナンくんの大きな声にみんなハッとした
こんな感情的に言うなんて、どうしてだろうと思った
とりあえず、蘭ちゃんたちは子どもたちを連れて部屋に戻り
私と葵もなるべく部屋から出ないようにとコナンくんに念を押された
世良さんが車掌さんに指示したのを確認し、私達は8号車を後にした
葵『なんか本当に事件起きちゃったね』
A『うん、はぁ…っ！！！』
安室『…あれ、Aさん、Aさんも乗ってたんですね』
どうして彼がここにいるの
というか、安室さんの雰囲気がいつもと違うように思えた
まるで、仮面を被っているような
A『…葵、先に戻ってて』
葵『え、でも…分かった、先戻ってるね』
葵はそれ以上何も聞かずに先に戻って行った
葵が見えなくなったのを確認して、私は安室さんを見る
安室『随分久しぶりですね』
A『そうですね』
安室『Aさんのご活躍、テレビで拝見しました
素晴らしいライブでしたね』
A『…バカにしてるんですか』
私は睨むように安室さんを見る
これには安室さんも驚いた様子だ
A『あんなライブ、どこが良いって…
それに安室さん、貴方一体っ！！』
続きを話す前に、安室さんに口を押さえられた
安室さんの表情は今まで見たことないぐらい怖いものだった
そして安室さんは私の耳元に近づき、小さく呟いた
安室『場所を変えましょう』
私は少し距離をおいて後ろを着いていく
安室さんの後ろ姿はどこか重みがあるように感じた
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リイナ(プロフ) - 睦月 蓮さん» コメントありがとうございます！LiSA大好きでライブも行きます笑！ (2021年11月2日 11時) (
レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
睦月 蓮(プロフ) - 初めまして！いつもどうなるんだろうってドキドキしながら読んでます。LiSAさん好きなんですね！私も大好きです！ (2021年10月16日 12時) (レス) id: 170d46157d (このIDを非表示/違反報告)
リイナ(プロフ) - みぞれさん» コメントありがとうございます！あたたかいお言葉嬉しいです(´-_-｡`)これからも頑張らせていただきます！ (2021年10月5日 20時) (レス) id: 6035cdbe01 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - とても面白くてついつい一気に読んじゃいました！更新頑張ってください！これから楽しみにさせて頂きます！ (2021年9月27日 20時) (レス) @page6 id: 976162990d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リイナ | 作成日時：2021年9月26日 15時
