第2話 〜人と遊ぶ約束はするけど当日になって行くかどうか迷い出す〜 ページ7
Aサイド
次の日、私は朝早くに起きて、借りた道着に身を通した
コンコンとノックがあった
名「はい」
私が返事をすると扉が空いた
土「準備できたか?
道場まで案内する
珍しくあいつも早起きしてるみたいだし、お前が良ければ早速始めるぞ」
名「はい、どうぞ」
道場に着くと他の隊士がざわつくのがわかる
隊士A「あれか?
例の女」
隊士B「らしい
隊長に目つけられるとはついてないな」
隊士C「でも、あの女も喧嘩買ったらしいぜ」
隊士B「えぇ?
命知らずだな…」
隊士A「いや、井の中の蛙じゃね」
隊士B「かもな」
クスクス笑う奴ら
腹立つ…ぶち◯したい……
?「コラコラ
実力を見る前からバカにするもんじゃ〜ないそ!」
と突然声が響いた
ざわついていた奴らが一気に黙り、目線を向ける
なるほど……あいつが大将か………
近「君が総悟が拾ってきた例の女の子か」
拾ってきたって………私は犬か……?
近「初めましてだな
俺の名前は近藤勲
柄じゃねーが、ここの局長やらせてもらってる」
土「そういやー俺も自己紹介してなかったな
俺はここの副長で名前は土方十四郎だ」
名「どうも、水野Aです」
近「さて、総悟との勝負だったな
まぁ、いきなりやらせるのもあれだな…」
土「とりあえず、1人戦ってみたらいいんじゃねーか?
おい、お前、やってみろ」
隊士A「え?!俺っすか?!」
土「さっきまでバカにしてたじゃねーか
もちろん、負けねーよな?」
隊士A「は、はい…!」
近「じゃああいつと戦ってくれるか?」
優「わかった」
隊士D「はじめ‼」
バンッ
隊士A「えっ…?」
隊士D「…………あっ…勝者 水野Aさん‼」
近「さすがに1人は倒せるか……」
土「じゃなきゃ、総悟に喧嘩なんて売らねーよ…」
隊士A「……手も足も出なかった……
強すぎる……」
土「どうしようかな…
じゃあ…次は二番隊、一斉にかかれ」
隊士達「えっ⁈」
ザワザワザワザワ
隊士F「副長 さすがにそれは……」
名「いいから、かかってこい
雑魚が何人一斉にかかってこようが倒せるからさ」
隊士F「ザッ…雑魚…」
二番隊隊長「そこまで言われたら、女だろうと遠慮しないぜ」
名「どうぞ」
二番隊隊長「かかれ‼」
ジャキンジャキンジャキン
シーン バタバタッ
全「………全員……やられた…」
隊士A「………早い……今…なにが起こったんだ……」
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作者名:さくらゆう | 作成日時:2021年2月26日 23時