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土方サイド
あいつが横に来て少ししてから
ガタ…ガタガタ
というような音がした
え?なに?……まさか…今度こそ本当の…??
水野もその音に気づいたらしい
俺の顔を見て、あたりを見回した
すると縁側の方の障子になにやら人影と火の玉みたいなのが映っていた
土・名「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!幽霊?!!!!」
俺たちはびびってお互い抱きついた
幽霊?「恨めしや〜…」
本物だ!本物さんがでやがった!!!!
どうする?!どうする?!!
幽霊?「土方コノヤロー恨めしや〜」
俺単体で来たよ?!俺のこと恨んでるよ?!!
って…ん?
名「土方コノヤロー…??
まさか…」
まさか……な……と思い、思い切って障子を開ける
沖「あ…」
するとそこには幽霊のような白い服に三角の布を頭につけ、手には釣りの道具のような形をしていて、先が燃えてる、まるで火の玉のように見える…そんな道具を持っていた
名「テメェ…やりやがったな??」
俺の隣には涙目になりながらブチ切れた水野がいた
沖「なんのことだか」
名「なんのことだか…じゃねーよ!!!
ふざけんのも大概にしろよ!!!」
そう言って俺の部屋にあった俺の刀を手に取り、抜き、振りまわす
俺はそれをあいつの後ろから止める
土「落ち着け!!振り回すな、そんなもん!!
いいから落ち着け!!腹立つ気持ちは俺にもわかるから落ち着けぇぇ!!!」
沖「なんでぃ
テメェもここにいたのか
隣だから、まずはテメェから脅かしてやろうと思い、水野の部屋に行ったら、誰もいなくてここにきたんでぃ
ちょうどよかった」
土・名「よくねーよ?!!
何一つよくねーよ!!!」
名「お前頭いかれてんのか!!!」
沖「まぁ、十分脅かせたみたいなんで、俺ァそろそろ寝やす
じゃ」
そう言って自分の部屋に帰る総悟
名「ふざけんな!待て!!テメェだけは!!
テメェだけは許さねー!!!」
そう言いつつ前進しようとするので、必死で止める
土「落ち着けぇぇ!!
もう夜だから!!深夜だから!!
他の隊士起きるからぁぁ!!!」
・→←第17話 〜幽霊を装ったドッキリは死んでもやめてほしい〜
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作者名:さくらゆう | 作成日時:2021年2月26日 23時