第1話 〜出会いとはいつも唐突なものである〜 ページ4
俺とあいつの出会いは、ある日のこと……
沖「はぁー……なんで見廻りなんてしなきゃいけないんでさぁ
めんどくせぇ」
モブ子「あの〜…警察の方ですか?」
沖「えっ?
そうですけど…どうかしやしたか?
(ちっ…めんどいがしょうがねー)」
モブ子「実はあそこに女の人が倒れてて…
私、どうしたらいいか…わからなくて…」
とモブ女は路地裏の方を指差す
沖「わかりやした
あとは任せてくだせい」
モブ子「はい、ありがとうございます」
沖「おう」
そう俺は適当に返事をして、路地裏に向かう
するとそこにはボロボロになって横たわる女がいた
沖「あっこいつか……」
ボロボロだねぃ
あれ?
刀……?
こいつ…刀なんか持ってんのかぃ…
廃刀令のご時世に女がこんな物騒なもん持ち歩いて……
こりゃ話聞く必要があんな
そんなことを考えつつ俺はそいつをおぶって、屯所に帰った
〜〜〜〜〜〜〜〜
屯所
土「総悟ー‼‼‼
てめぇ帰ってくるのが、遅ェーんだよ‼‼
また、サボってやがったな‼って……
誰だ? その後ろに背負ってるやつぁ」
沖「外で倒れてたところを一般雌豚が見つけたんでさだ」
土「一般雌豚ってなんだ?
まぁ…いい
お前の部屋にでも運んでおけ
刀持ってんなら、どっちみち話は聞かねーといけねーしな」
沖「さすが土方さん
刀持ってるのにもう気づきやしたか
俺がこいつを連れて帰ってきたのは、それもあるからでさぁ
じゃあこいつは俺の部屋に」
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作者名:さくらゆう | 作成日時:2021年2月26日 23時