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銀『おい!高杉!!
てめぇ、俺の取っておいたデザート食ったろ?!』
高『食ってねーよ』
銀『嘘つけ!てめぇだろ!!
俺のデザート返せぇ!!!』
桂『やめんか!!お前らはいつもいつも…
少しは大人しくせんか!!』
そう言った小太郎の口元には、生クリームのような白いものが……
晋介と銀時は唖然とした顔で小太郎を見つめる
それに気づかず、話し続ける小太郎
桂『だいたい貴様らはな、いつもしょうもないことで喧嘩しおって
それでも武士なのか、全く』
銀『……その喧嘩の原因作ったお前に言われたかねーけどな』
桂『な、何を言ってるんだ、銀時』
高『さぞ、美味かったろうな』
桂『あぁ!美味しかった…あ、しまった…』
銀・高『天誅ぅ!!!』
あの時と変わんない…
あいつらと変わんない……
ただのバカだな…
前を見ると刀を構え、振り回しながら追いかける土方さんと逃げる隊長がいた
土「総悟!!てめぇ!じっとしろ!!」
沖「切られそうになってんのにじっとするやつがいやすかぃ
バカじゃねーの、ニコチンで頭いかれてんのかぃ」
土「総悟ぉ!!!」
名「ふっ……
アハハハ!
二人ともよく飽きませんねぇ〜、フフフ
ほんと、バカみたい…」
そんな風に笑った私を見て、土方さんと隊長は驚いた顔をした
土「フッ…」
少し笑って私に近づく土方さん
私の頭を乱暴に撫でて
土「なんだ、笑えんじゃねーか」
名「え?」
土「お前、ここに来てからずっと暗い顔してて
泣いてるところしか見てねーからな
でも、ちゃんと笑えるんじゃねーか
その方がいい
存外笑った顔は可愛いじゃねーか」
名「………」
・→←第8話 〜歓迎会や新年会っていうものは結局お酒を飲むための口実で本当はただ単にバカ騒ぎしたいだけ〜
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作者名:さくらゆう | 作成日時:2021年2月26日 23時