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第4話 〜懐かしい声が聞こえると途端に感傷に浸り出す〜 ページ13

Aサイド



仕事は明日かららしいので、今日は非番の沖田隊長に街を案内してもらうことになった
江戸の街は、来たばかりで右も左もわからないからだ
沖田隊長と歩きながらぐるっと辺りを見渡す
周りは人がたくさん行き交い、話し声や笑い声が聞こえてくる
とても賑やかな通りのようだ

名「ここはどこですか?」

沖「ここは歌舞伎町でぃ
江戸で一番うるさくて、一番危ない場所でぃ」

名「そうですか」

…意外と普通に案内してくれてて驚く…
最初あんな風に喧嘩売られて、人殺しのような目してたやつの割に…まともだな…
しかも足痛めてんのに気づいてるから、めっちゃゆっくり歩いてくれてる……
そんなことを考えていた時だった
懐かしい声が聞こえたのは……

?「あれ?
総一郎君じゃん
どうしたの?
またサボり?」

名(えっ?
この声……まさか……)

私は声のした方を見てみた
そこには………

沖「旦那〜
総悟でさぁ
つうかまたサボりとかひどいですねぃ
俺毎回サボってる訳じゃないでさぁ
今日は新しく入ったこいつに江戸の街を案内してるところです」

銀「新しく入ったやつ?」

やっぱり銀時だ…!
え……まずい……今こいつと知り合いだとバレたら……私が元攘夷志士だとバレるのでは…
それだと結局捕まるじゃん…

沖「ほら、自己紹介」

名「あっ……えーっと……」

銀「あれ⁈
女なの⁈」

沖「そうでさぁ」

銀「………俺……こいつ知ってる気ィするな……」

名(ビクッ)

沖「マジですかぃ」

と銀時は私の顔を下から覗き始めた
まずいって……バレる……

銀「あっ‼ Aか⁈
久しぶりだな〜」

名「あっ……うん……」

これで私も終わったな…

沖「やっぱりこいつのこと知ってるんですかぃ?」

銀「あぁ」

沖「へー
じゃあ、久々に会ったみてぇだし2人で話してーこともあんだろーから、邪魔者は退散しまさぁ
じゃああとでな、水野」

名「えっ……?
あっ……うん」

と屯所の方へ帰って行った
あれ?銀時が攘夷志士ってこと知らないのか?
そっか……
なら良かった…

銀「いやでも、マジで久しぶりだな」

名「うん…」

銀「どした?」

名「いや……なんでもない…」

銀「?
とりあえず、俺ん家来るか?」

名「あ、行こうかな…」

第5話 〜大切なものはフェニックスのように何度だって蘇る〜→←第3話 〜しっかり見える人ほど意外と適当〜



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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:さくらゆう | 作成日時:2021年2月26日 23時

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