1話 ページ2
私は朝から校長室に呼ばれて来ていた。
そこには明らかに大丈夫な状態ではない包帯グルグル巻き状態の相澤先生と根津校長先生そしてオールマイトさんがいた。
根津「朝から呼び出してごめんね」
『いえ...私何かやらかしたでしょうか？』
根津「そんなことは無いよ！...少し君にお願いがあって呼んだんだ」
『お願い？』
相澤「この前のヴィラン襲撃事件は知ってるな」
『はい...それより先生は大丈夫なんですか？』
相澤「足が動かせるから大丈夫だ」
確かに足に負傷はなさそうだけどそういう問題ではないだろうと思いながらもそれは言わなかった。
相澤「警備を強化してるがそれでもまだ安心はできない...俺たちで生徒を守れればいいが生憎その時間あまりない」
根津「そこでヒーロー科1年生は仮免許を持ってる生徒が守ればいいのではという根拠に至ったってわけさ」
『それが私ですか...何故私なんですか？』
ｵｰﾙﾏ「成績を見せてもらったよ...技術面に関しては欠点が無く雑学も学年トップ...そして2年生で唯一の仮免許取得者...君が適任だと思った」
根津「あとは相澤君の推薦もあったからね」
そう言われて相澤先生を見るが顔が包帯を巻かれているせいであまり見えないが目が少し合えば顔をそらされてしまった。
『私なんかでよければお力になります』
根津「ありがとう！とりあえず体育祭が終わってから君には1年A組のクラスに入ってもらうよ...ちなみに担任は相澤君だからね」
『はい、分かりました』
根津「それじゃ教室に帰っていいよ」
『失礼しました』
私は校長室を出て教室に戻ろうとすれば校長室から相澤先生が出てきて何故か隣で歩いて教室に向かっていた。
相澤「悪いな...お前にまで面倒を任せて」
『いえ、私でも頼りにされてると思うと嬉しいです』
相澤「あまり気を張るなよ」
『善処します...先生も無茶ばかりしないでください』
相澤「.....善処する」
包帯を巻いているせいでよく見えないが相澤先生は少し笑ったような気がした。
教室に着いては担任からもその話を皆にされて皆寂しいと言ってくれてとても嬉しかったし自分も寂しい気持ちはあった。
それでも自分を頼ってくれてる人の頼みなら聞くしかない。
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あ - 雑学、ではなく座学 だと思われます。 (2019年12月1日 1時) (
レス) id: 148a2a2a03 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 完結おめでとうございます！デート中にA組に遭遇とかしてほしいです (2019年5月18日 22時) (レス) id: 683b468af3 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 完結おめでとうございます！番外編もみたいです！ (2019年5月18日 18時) (レス) id: 9d8e6e9190 (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - Ramu24さん» コメントありがとうございます！誤字のご指摘ありがとうございます！直ぐに修正させていただきます<(_ _)>皆様に楽しんでいただけるようこれからも頑張って更新していきます！ (2019年5月15日 19時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - あの、初めまして。気になったのでいいですか？25話の最後あたりの、「お礼を言う」が「俺を言う」になってますよ！間違ってたらすみません！このお話、推しがメインなので大好きです！これからも頑張ってください！失礼しました！ (2019年5月15日 18時) (レス) id: 9d8e6e9190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2019年4月23日 2時
