四話 ページ5
朝方になり辺りが少しずつ明るくなってきた頃遠くの方から爆発をした音が聞こえてきてそちらに目を向ければ蛤御門の方から煙が上がっていた。
私達は急いでそこに向かえばたくさんの死人がそこら中にいた。
私と原田さんと一君は情報収集に回ることに。
塀に飛び移り周りを見ていく。
あらかたは残党兵などはいないが薩摩と会津の小競り合いが行われていた。
土方さん達の元に戻り状況を説明することに。
『残党兵はごく僅か...ただ薩摩と会津が小競り合いをしている様子です』
土方「まぁだろうな」
近藤「どうするトシ」
土方「原田とAは隊を率いて公家御門に向かい長州の残党共を追い返せ」
原田「あいよ」
『了解』
私と原田さんは隊士達と共に公家御門に向かった。
そこにはまだ十数名の長州の残党が残っていた。
原田さんは敵兵の一人を槍で突き刺し先制をくらわせた。
原田「てめぇら、御所に打ちいるつもりならまずこの俺を倒してから行くんだな」
長州「おのれ」
原田「死にたいやつからかかってこいよ」
そういえば長州の残党は悔しそうにしながらも背を向けて逃げていった。
それを会津は追いかけようとしたのだが銃声と共に一人の会津藩の兵が倒れてしまった。
不知火「なんだ？銃声一発で腰が抜けたか？...光栄に思うんだな...てめぇらはこの俺様が遊んでやるぜ」
原田「遊んでくれるのは結構だが...お前だけ飛び道具使うのは...卑怯だな」
そういえば正面から向かっていき槍をつくがそれを相手は避けていた。
それも余裕の顔で。
私は原田さんの後ろからクナイを飛ばすがそれも避けられた。
不知火「てめぇは骨がありそうだな...にしても突っ込んでくるか？普通」
原田「小手先で誤魔化すなんざ、戦士としても男としても二流だろ？」
不知火「ヒュー...俺は不知火匡だ...お前の名乗り聞いてやるよ」
原田「新選組十番組組長...原田左之助」
不知火「お前は...別嬪な女」
『新選組...局長小姓...久遠A』
不知火「そろそろ頃合だ...今日のところはこれくらいにしてやる...新選組の原田左之助...俺様の顔しっかり覚えておくんだな！...次は殺す」
この男かなり強い。
というか人間離れをしているようにも見える。
頃合と言っては塀の向こうに消えていった。
原田「忘れるかよ...不知火匡...俺の槍を避けられた奴は初めてだぜ」
『追いかけますか？』
原田「いや...いい...ここは会津に任せて斎藤達と合流するぞ」
『はい』
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*泡姫*(プロフ) - ピッピさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しくて感激しております(^^)これからも更新頑張っていきます！ (2019年1月4日 23時) (
レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ - 夜遅くにすみません。小説とっても良かったです！オリジナルがとても強いのに、薄桜鬼の良さを無くしていないところがすごいです!これからも頑張ってください。 (2019年1月4日 1時) (レス) id: 90cfe03e70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2019年1月3日 1時
