仲間のために ページ4
no side
ポタポタと左目から流れ出る血。
その光景に女子の何名かは涙を流していた。
ﾄﾞﾛｰ「ははははっ！いいねぇ...その顔いいよォ」
『っ...』
ﾄﾞﾛｰ「死なれちゃ困るから...手当はしてやるよ...やれ」
女「はい」
一人の女が物陰から現れては左目に手をかざしては少し光ったと思えば傷口は閉まったが左目には1本傷跡がスっと残っていた。
女「女の子なのにかわいそぉ...あははっ」
『っ...』
ﾄﾞﾛｰ「いいねぇ...お前らのその苦痛と怒りで歪んだ顔を見るのがずっと楽しみだった...さて、本題に入ろう...今から1時間以内にここを見つけだしてたどり着かなければAちゃんの足元にある爆弾が爆発する...さぁわかるかな？」
上鳴「1時間？！」
芦戸「景色が見えないのにっ...」
『...山...私が捕まったところからだいたい30分で行ける所にある山か林の中の廃ビル』
ﾄﾞﾛｰ「お前っ」
『あんなスタンガンでやられるわけないでしょ...体は痺れてたけど...意識はあった...残念ね...ドロー』
ﾄﾞﾛｰ「クソがァ！」
『っ...ぐっ...ｶﾊｯ』
皆がわかるわけがないと思っていたらAは淡々と自分のいる場所を伝えていく。
それに全員が驚いていてドローは怒った顔をしてはAの腹を殴る。
するとAは吐血していた。
ﾄﾞﾛｰ「...そういえば...お前には寿命があるんだったな...あと何年生きれるだろうな」
『ちっ...』
相澤「っ...」
ﾄﾞﾛｰ「じゃあな」
電話が切れれば映像も消えた。
警察はAがいた所から近くにある山を探していた。
塚内「どうする？」
相澤「...とりあえず...マイクとミッドナイトさんを呼んでください...2人の個性が必要です...場所がわかり次第向かいます」
塚内「わかった」
緑谷「先生...寿命って...」
相澤「あいつの凶暴化の能力は寿命が縮むというデメリットがあった...それを知ってからは使わせてはないが1年の時の林間合宿で多く使いすぎた...アイツの寿命はあの時から長くて25年...短くて15年と聞いてたが...それより短い可能性もある...あの吐血も寿命が関係してる可能性もある」
麗日「そんな...」
蛙吹「私...Aちゃんを助け出したいわ！私達の手で」
切島「おう！A組の仲間がピンチなんだからな！」
緑谷「先生...必ず助け出しましょう！」
相澤「当たり前だ...作戦はマイクとミッドナイトさんが到着次第伝える」
その後2人が到着して場所も特定出来れば仲間のために動き出した！
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松宮 悠我 - とてもいい物語でした！ (2019年5月5日 10時) (
レス) id: 9dda0ba0f7 (このIDを非表示/違反報告)
晴明(プロフ) - お疲れ様でした！めちゃくちゃ感動しました。主人公が命をかけようとする強さがすごい良かったです！ (2018年12月31日 5時) (レス) id: 7c8004c578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2018年12月26日 14時
