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岸side
病院に向かう車内は、いつも以上にしんみりした雰囲気。
「紫耀、気にすんな」
紫「…うん、でも…」
「うん。俺もきっと紫耀と同じ立ち位置だったら、絶対自分の事責めまくって落ち込んでってしてたと思う」
紫「…うん」
「でも、廉はそんな事望んでないと思うな」
その言葉に反応した紫耀。
やっと顔をあげてくれた。
海「そうだよ！！廉は責めてほしくて隠したんじゃないと俺も思うな」
玄「うんうん。神宮寺が自分よりしんどいってそう思ったから、隠そうと決めたんだと思う。まぁ自分もしんどくなってきちゃって看病したいって思っても身体が上手く動かなくなっちゃったんじゃないかな」
紫「そう、だよな…」
「うん。廉も気にしないで言えてればよかったんだけどな〜」
海「まぁ廉の性格上、無理だね」
玄「だね笑」
眠ってる2人を起こさない程度に
3人で紫耀を元気付ける。
起きた時に、紫耀がこんなに暗いオーラを纏ってたら
それこそ今度は、廉が自分の事を責めて落ち込むと思うから。笑
紫「ありがとう。もう気にしないで、2人の看病に専念することにする」
「おう！それが1番！」
海「良かった、紫耀が戻った」
紫耀が元気になったところで、車はいつもお世話になってる大学病院に到着。
「じゃあ、俺が廉抱えるわ」
紫「了解。俺はじんの事抱っこするね」
海「じゃあ、俺は岸くんのサポート役に」
玄「お願いね。紫耀、一緒に行くよ」
紫「ん、助かる」
と、何となく分担分けが出来て
受付だけは一緒に済ませて
廉の問診票は海人が書いてくれて、その間に俺は廉の熱を測り
神宮寺達の方も、紫耀が計温、いわげんが記入という役割に…。
＊
＊
ほぼ同時に書き終わって、受付に出して
呼ばれるまでの時間、ただただ待つ。
海「熱、高いから点滴、かなぁ」
「うん、多分。廉の体質を考えると受けてた方が良いよな」
海「だよね」
まぁ点滴を受けても、夜にはまたぐんと上がってしまうのかも知れないけど。
でも受けないよりかはだいぶいいと思うし。
何て思ってたら、先に神宮寺が呼ばれていった。
海「あ、俺スポドリかなんか買ってくるよ」
「おぉ、助かる。ありがとな」
海「んふふ、いーえ」
海人が率先して色々動いてくれてすげぇ助かる。
いつも周りを見てる子だから、こうやって気づいてくれるんだよね。
海「おまたせ〜」
「おう。ありがとうな」
海「ううん！」
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はゆ(プロフ) - 更新お待ちしてます！いつも楽しみにしながら読ませて貰ってるので頑張ってください＼(*⌒0⌒)♪ (4月11日 21時) (
レス) @page24 id: ca0e3eb4c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 新田 勇人さん» 新田勇人さん、お久しぶりです♪そして読んでくださり、感想コメント下さりありがとうございます。良かったと言っていただけてとても嬉しいです (8月15日 9時) (レス) id: ec5bec982a (このIDを非表示/違反報告)
新田 勇人(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました。良かったです (8月12日 0時) (レス) id: 4501574943 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 優里さん» 優里さん、初めまして。こんにちは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗ずっと読んでくださっていたなんて嬉しいです。ありがとうございます。そうですね、本人たちの方が辛いのに、ずっと笑顔でいてくれた彼らに感謝です。これからも読んでくださると嬉しいです (5月27日 11時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - 密かにずっと読ませていただいてました。私も同じ気持ちです。本人の方が辛いのわかるけど私達も辛いですよね。私もずっと6人を応援します。そして主さんのこの小説もずっと読んでいきたいなって思ってます。続けるって決断してくれてほんとにありがとうございます。 (5月25日 2時) (レス) @page12 id: eabc298446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2023年1月12日 19時
