三十四輪 ページ38
Aside
検討違いの方向へ駆け出した元太君を新一が止めに行く。
おっと、戻ってきたみたい。
『ん、お疲れさん』
コ「姉さんがやれよ、ココに来たいって言い出したのは姉さんなんだから……」
『やだ』
コ「おい……」
哀「いいじゃない、こういうのは男の仕事よ」
『ねー、哀ちゃん！』
哀「ええ」
コ「灰原……！ったくよー、女ってのはすぐに面倒くせーこと押し付けてきやがるんだから……」
『わあ、新一たまには面白いこと言うねー』
コ「うっせ」
『ふふふ』
階段を登りお賽銭箱に百円玉を投げ入れる。
子供達も百円玉を渡してやるとちゃんと真似をして入れた。
二礼二拍手一拝一礼。
『みんなは私の真似してね』
二回頭を下げて二回手を叩く。
一回お願い事をしてまた頭を下げる。
(みんなでまたこんな風に遊べますように。あ、あと、新一達が早く元の体に戻れますように!!)
目を開けるともうほとんどの子が終わっていた。
園子ちゃんがニヤニヤして私を小突く。
園「ちょっとー、Aさんってば長い〜！何お願いしてたの？やっぱこの前言ってた旦那さん？？」
『だっ、旦那って、ただの幼馴染だよっ』
園「あれれー、私ひとっことも幼馴染なんて言ってないけどなぁ〜？」
『あ……ッ！』
蘭「ちょっと園子〜……Aさんも言ってたじゃない！幼馴染は１人じゃないって……」
『そ、そうだよ！三人もいるし！』
園「じゃあ、その三人の中の１人ね！今度会わせてよ！」
『ぜーったいヤダ！』
いじられるだけだもん！きっと。
歩きながら話していたからもう走井餅の売り場まで来てしまった。
『あ、すんませーん、お餅、３箱もろてええですかー？』
店員「はーい、３箱ねー」
お金を払い、また急いでケーブルカー乗り場まで戻る。
すると神楽ちゃんが口を開いた。
神楽「A姉、３箱って誰にあげるネ」
『えーっと、小太とー、銀時とー、妙ちゃんとこかなー』
園「神楽ちゃん！きっと好きな人にあげるんだからそういうのは口出ししちゃあダメなのよん♪」
『「え！？」』
私と神楽ちゃんの声がハモった。
「A姉、ヅ、ヅラの事が好きアルカ⁉だ、大ニュースヨ！A姉、携帯貸すヨロシ!!」
『い、嫌！』
絶対銀時か小太に電話するでしょ、この子！
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まかろん(プロフ) - 坂本愛菜さん» コメントありがとうございます！分かりました、他の方からのコメントも見つつ、下書きしておきますね(笑) (2018年2月26日 19時) (
レス) id: 8aa890658c (このIDを非表示/違反報告)
坂本愛菜(プロフ) - 戦う感じがいいです (2018年2月26日 19時) (レス) id: ea0408c66f (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - ぴよさん» 初コメだァァァ！ｺﾎﾝｯすみません！考えてたら色々纏まりきらなくなっちゃって……(笑) (2018年2月22日 17時) (レス) id: 8aa890658c (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ - 美化しすぎじゃね。笑笑。設定難しい。 (2018年2月22日 16時) (レス) id: c14143008a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん | 作成日時：2018年2月21日 20時
