志摩と伊吹が犬になる話 3 ページ40
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＜ねぇ志摩、俺ドキドキする＞
＜あんま見るな＞
『はい、お水ここ置いておくね』
そっと床に器を置いたAは、さっき着替えて部屋着姿だった
大き目のスウェットを着ていて、下はショートパンツって言うのか？短いズボンを履いているんだが
その･･･あれだ、、、スウェットが大きくて、、、下を履いてないように見えるんだ
普段後ろで一つに結んでいる髪も解かれていて
無造作に前髪をクリップで止めてるAは完全にオフモードで
俺たちは絶対見る事ができないであろう姿だった
＜Aちゃんってこんな可愛かったっけ･･･＞
＜いつもきゅるきゅる言ってんじゃねぇか＞
＜いや、いつも可愛いんだけどさ、何か･･･破壊力が凄くない？＞
＜････まぁ、気持ちは分かる＞
普段とのギャップに思わず伊吹と意気投合してしまっていると
いつの間にか目の前にしゃがんだAが居た
『名前とかあんのかな････』
ワン＜藍ちゃんだよ〜♪＞
Aの呟きに、当然通じる訳も無いのに元気に答える伊吹に呆れていると
『･･･････伊吹････』
伊吹を撫でたAが伊吹本人の名前を口に出し驚いた
『君、何か伊吹さんに似てる。』
少し考えた後、そう言い切ったAは
続けてハッとしたように俺に視線を向ける
『････志摩さんだ!!!!!志摩さんに見える！え、何この2人、こんな事あんの？めちゃくちゃ404じゃん』
世紀の大発見だと言わんばかりの笑顔で俺達を優しく撫でるAを見て
俺と伊吹はチラッと視線を合わせ、撫でる手の心地よさに目を細めた
―――――――――――――･･･
『伊吹さんはドーベルマンで、志摩さんは―･･･ボーダーコリーね。････っぽいわ〜』
ソファに座るAの両隣りに座った俺達を交互に見ながら楽しそうに話しかけるAは、本当に犬が好きなんだと見ているだけで伝わる
あ、結局名前は俺達の名前で呼ぶ事にしたみたいだ
まさか正解だとは思ってないんだろうな
＜ねぇ志摩ちゃん＞
＜何だ＞
＜俺ずっとこのままでもいいかもしんない･･･＞
伊吹の良からぬ本音が聞こえ、思わず顔を上げると目の前には
ちゃっかり寝転んでAの太ももに顎を乗せて頭を撫でられる伊吹の姿
＜お前っ！＞
咄嗟に羨ましいって思っちまったじゃねぇか
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ちゅん(プロフ) - コウノドリ！！！コウノドリ好きなのでお話入ってて嬉しかったです！これからも応援してます！頑張って下さい！！ (2020年12月26日 17時) (
レス) id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
con(プロフ) - 由羽さん» ありがとうございます♪楽しんで頂けて嬉しいです( *´艸｀) (2020年10月21日 16時) (レス) id: 984b2836e2 (このIDを非表示/違反報告)
由羽 - とても面白かったです！！最高でした☆いつも楽しませてもらってます(*^^*) (2020年10月20日 21時) (レス) id: 7535220b5c (このIDを非表示/違反報告)
con(プロフ) - puppy0408さん» 犬404を飼いたすぎて作っちゃいました！！(笑)少しでも笑ってもらえると嬉しいです♪ (2020年10月19日 15時) (レス) id: 984b2836e2 (このIDを非表示/違反報告)
puppy0408(プロフ) - い、いぬーーー！志摩さんと伊吹が犬になる話が読めるのはココだけ！！！最高です！！！笑 (2020年10月18日 23時) (レス) id: 6a087230a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐 | 作成日時：2020年9月17日 21時
