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やまと「ひゅうが〜」
ある日の登校途中、ひゅうがと歩いてるとやまとがひゅうがの背中へと飛び乗った
ひゅうが「お前、重い」
やまと「お前、彼女と別れたってマジ？」
「え？そうなの？」
ひゅうが「…」
やまと「マジなんだ…」
「可愛い子だったのに…」
ひゅうが「ほっとけ」
やまとのことを背中から下ろすと先を歩き始めた
やまと「ありゃあ、振られたか」
「……私のせい？」
やまと「んー、そんなんじゃないと思うよ？」
「…」
.
.
.
.
.
「お邪魔しまーす」
ひゅう母「いらっしゃい、あれ？ひゅうがは一緒じゃなかった？」
「え？帰って来てないの？」
ひゅう母「てっきりAちゃんと一緒だと思ってたんだけどね…」
「……ぁ、私分かるよ、迎えいってくる」
ひゅうがの家から飛び出した
「ひゅうが！」
ひゅうが「…？」
やっぱりここにいた
ひゅうがが落ち込んだり、気持ちを落ち着かせようとする時に絶対来る場所
大きな木があって、
ひゅうがは昔、『この木見たら、パワーもらえるんだ』と笑ってた
「ひゅうママ、心配してたよ」
ひゅうが「うん」
「別れたの、落ち込んでるの？」
ひゅうが「……別に」
「また、いい子見つかるって」
ひゅうが「……うん」
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作者名：明希
| 作成日時：2023年9月12日 22時
