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タタタタタッ…




ひゅうがが落ち込んだり、気持ちを落ち着かせようとする時に絶対来る場所…




「はぁ……はぁ……ひゅうが!」

ひゅうが「…」




木を見上げていたひゅうがの視線が私に向いた




ひゅうが「…」

「待って!」




その場から立ち去ろうとするひゅうがを呼び止めた




ひゅうが「…」

「…」




なんて、声をかけたら良い…?



このまま、終わりたくない…?

なんで?




ひゅうがと会えなくなるのが嫌…?

なんで?




「ひゅう…」

ひゅうが「初恋だった」

「…」

ひゅうが「一目惚れだった」

「…」

ひゅうが「初めて挨拶された時の、笑顔にやられた」

「…」

ひゅうが「天然人たらしで、お前の何気ない言動に俺がどんだけ翻弄されてたか、知らないだろ」

「…」

ひゅうが「あつきのこと好きになった時だって、『俺の方がずっと前から好きだったのに』って」

「…」

ひゅうが「でも、あつき良いやつだから、やめとけとか言えねーし」

「…」

ひゅうが「お前のこと忘れようって、いろんな奴と付き合って、関係持って……、でも無理だった」

「…」

ひゅうが「ずっと消えなくて、」

「…」

ひゅうが「Aのいない世界なんて考えらんないくらい、好きで」

「…」

ひゅうが「……俺は、ただの幼馴染って思ったことなんて、一回もないよ」

「…」

ひゅうが「伝えたらお前が泣くからって言ったけど、伝えたら変わっちゃうから」

「…」

ひゅうが「どんな形でも、側にいれたらそれで良かったんだよ」

「…」

ひゅうが「結局言っちまったけど」




ずっと、ひゅうがのことを傷付けてた…

ちゃんと、伝えなきゃ…

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作者名:明希 | 作成日時:2023年9月12日 22時

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