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あれから自分がどうやって帰ってきたかは分からないけど、目が覚めたら自分のベッドだった




「はぁ…」




ずっと、ひゅうがに辛い想いをさせてしまってたんだ…




♪〜♪〜♪〜




「もしもし?」

やまと『ぁ、A?ひゅうがどこにいるか知らない?』

「え?」




やまとの声はすごく焦ってる




やまと『撮影時間になっても事務所来ないんだよ、電話も繋がらないし』

「…」

やまと『ひゅうがの母ちゃんに電話したら、昨日帰ってないって言うし』

「…」




私の、せいだ…




「わ、たしが…」

やまと『A?』

「私がっ…ひゅうがにっ…」

やまと『A、落ち着いて』




呼吸が苦しくなる中で、やまとの声が真っ直ぐ届いてくる




やまと『大丈夫、大丈夫だから、ゆっくり深呼吸して』

「…」




やまとの呼吸に合わせて深呼吸をする




やまと『どこか、ひゅうがが行きそうなところ知らない?』

「…」




ひゅうがが、行きそうなところ…




「ぁ…」




もしかして…

25→←23(ひゅうがside)



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作者名:明希 | 作成日時:2023年9月12日 22時

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