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18（ひゅうがside） ページ19
あつきに彼女ができても、学年が変わっても、Aの気持ちは変わらなかった
男子「ひゅうがー」
ひゅうが「ん？」
男子「呼ばれてる」
ひゅうが「……おー」
向かった教室のドアの前には女の子がたっている
ひゅうが「なに？」
女子「ちょっと良いかな」
ひゅうが「うん」
女子の後をついて中庭に来た
女子「私、ひゅうがくんのことが好きです」
ひゅうが「…」
女子「付き合って、くれませんか？」
ひゅうが「…」
この子には悪いけど、『良い機会』だと思った
Aへの想いを断ち切る『良い機会』だと
ひゅうが「……俺で、よければ」
女子「本当？やった！」
その子とわかれて教室に戻った
やまと「告白？」
ひゅうが「ん？あぁ…」
やまと「マジ？付き合うの？」
ひゅうが「……うん」
やまと「マジか」
ひゅうが「…」
やまと「幼馴染としてはどうよ？」
「え？」
やまと「だって、これまで通りってわけにはいかないでしょ？」
「……そっか」
彼女が出来れば、幼馴染として当たり前にやってたことが、出来なくなる…
「それは、確かに、ちょっと寂しいかも」
ひゅうが「…」
やまと「だってよ？付き合うのやめれば？」
ひゅうが「バカか」
思わせぶりなこと、言うんじゃねーよ…
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作者名：明希
| 作成日時：2023年9月12日 22時
