11（やまとside） ページ12
撮影が終わって、ひゅうがとゆうたが編集に行き、あっちゃんと2人でゲームをしていた時、インターホンが鳴った
ぼんが対応しに行ってしばらくすると、
ぼん「やまと、相澤Aって人、知ってる？」
やまと「え、A？」
あつき「Aちゃん？」
ぼん「今、その人が来てるけど」
やまと「…？」
玄関に行きドアを開けると、久しぶりに見るAがいた
「ぁ」
やまと「A？どうしたの？」
「やまと、これ、せいらちゃんから頼まれた」
やまと「え、ありがとう」
せいらに持って来てもらうように頼んでいたものを渡された
やまと「せいらも連絡してくれたらいいのに、めっちゃびっくりした」
ったく、Aに頼んだって連絡くれれば良いのに…
やまと「上がって」
「え、いいよ、届けに来ただけだし」
やまと「久しぶりだろ？今全員揃ってるから」
「……じゃあ、ちょっとだけ」
中に入って、ぼんのことを紹介した
やまと「マネージャーのぼん、さっきびっくりしたでしょ？めちゃくちゃ怖い声で」
ぼん「視聴者かと思ったんだよ」
「相澤Aと言います、やまとたちとは中学から一緒で」
ぼん「マネージャーの三本松です。さっきはすみません」
「いえいえ」
あつき「Aちゃん、久しぶり」
「久しぶり〜」
あっちゃんを見た瞬間、Aの周りの空気が柔らかくなった
Aは本当に分かりやすいな
中学の時から、Aはあっちゃんのことが好きだった
まぁ、本人に聞いたわけじゃないから、確信はないけど…
それに、あっちゃんも気付いてないから付き合うに至ってないんだけどな…
ゆうた「あれ？Aじゃん」
「ゆうたくん、久しぶり」
ひゅうが「どうした？」
編集部屋からゆうたとひゅうがが出て来た
「ちょっとね、届け物」
ひゅうが「そう」
「ひゅうママ、最近あんまり帰ってこないから寂しいって言ってたよ」
ひゅうが「あぁ、そろそろ帰るよ」
「じゃあ、忙しいだろうし、私そろそろ帰るね」
あつき「もうちょっとゆっくりしていけば良いのに」
「みんなの邪魔したくないし、じゃあね」
やまと「うん」
ひゅうが「気をつけて帰れよ」
「うん」
Aは手を振って帰って行った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 247人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：明希
| 作成日時：2023年9月12日 22時
