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.(やまとside) ページ10

体育館に入るとゆうたがモップ掛けをしていた




やまと「ゆうた、モップ掛け?ありがとう」

ゆうた「Aがまだ来てねーからな」

やまと「A、今日休ませた」

ゆうた「は?」

やまと「香織たちは?」

ゆうた「部室じゃね?てか、Aなんかあったの?」

やまと「ちょっとな」




そう言って、部室に向かった



部室の前に着いて、ノックしようとすると大きな笑い声が聞こえた




加奈子『あれはマジやりすぎ(笑)』

友梨奈『でも、いい気味だよね、誰にでもいい顔してるからあぁなるんだよ(笑)』

香織『これで辞めてくれたらいいけどなぁ…』

加奈子『辞めるでしょ?あの髪じゃ部活来れないって(笑)』

友梨奈『あの髪じゃ『しっぽちゃん』って呼ばれないし』




ガチャっと目の前のドアが開いて3人が出てきた




友梨奈「ゃ…やまと…」

香織「ゃ、やだ、のぞき?やめてよ(笑)」

やまと「お前ら、もう部活来なくていいわ」

香織「何言って…」




『そのまんまの意味だろ』と後ろから優太の声が聞こえた




ゆうた「マネージャー辞めろってことだよ」

友梨奈「なんで私たちがっ…」

ゆうた「後輩1人に仕事押し付けて、自分たちは何もしてないのに、いる意味ねーだろ」

加奈子「押し付けてなんか…」

香織「私たちは、今までみんなのために…」

やまと「俺らがいつ頼んだ?」

香織「何言って…」

やまと「俺らが、いつ、Aの髪切れって言った?」

香織「…」

ゆうた「お前らがやってるのは、俺らのためじゃない。お前ら自身のためだろ?」

友梨奈「…」

ゆうた「そんなことされて、好きになんかなるわけねーだろ…」

香織「…」

ゆうた「マジ気分悪いわ」




そう言うとゆうたは体育館の方へと戻って行った




やまと「今回のことは、先生たちには黙っといてやる」

香織「…」

やまと「でも、もしこれ以上Aになんかするんなら、女でも容赦しないから」

.→←.(やまとside)



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明希(プロフ) - ちひろさん» ありがとうございます! (6月27日 13時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ - 悠馬くんの話最高です。大好きです。 (6月27日 0時) (レス) @page14 id: 7c16c151d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明希 | 作成日時:2023年4月22日 13時

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