短編集.com3 (ページ3)

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練習が終わると、やまと先輩が私の側まで来た

やまと「どうだった？」

「ぁ、えっと…」

マネージャー3人いるんじゃ、私が入っても…

やまと「マネージャーさ、全員3年だから、抜けたことのこと考えると、入って欲しいんだよね」

「ぁ…」

やまと「ぁ、無理にとは言わないけど」

「……私、やってみます」

やまと「ありがとう」

そうふわっと笑うと『香織！』とマネージャーさんを呼んだ

香織「どうしたの？やまと」

やまと「マネージャーやってくれるらしいから、明日から教えてやって」

香織「……うん、分かった」

やまと「じゃあ、A」

「へ？」

やまと「明日からよろしく」

「ぁ…はい！」

話していると『しっぽちゃん、入ってくれるの？』とゆうま先輩の声が聞こえた

「ぁ、はい、よろしくお願いします！」

ゆうま「よろしくね」

やまと「ってか、なんで『しっぽちゃん』？」

ゆうま「ん？」

不思議そうな顔をしたゆうま先輩は私の髪を触った

ゆうま「しっぽ」

やまと「女の子の髪を勝手に触んなよ」

ゆうま「ぁ、ごめん」

「ぁ…いえ、大丈夫です」

そっか、ポニーテールだからしっぽちゃんか…