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部活終わり、片付けをしてると足音が近づいて来た
振り返るとゆうま先輩が立っていた
ゆうま「手伝うよ」
そう言ってビブスを干すのを手伝ってくれる
ゆうま「ゆうたに聞いた」
「…」
ゆうま「今まで1人でやってたって」
「…」
ゆうま「気付かなくてごめん」
「ゆうた先輩が手伝ってくれてたので…」
ゆうま「あと、俺が『しっぽちゃん』なんてあだな付けちゃったから、こんなことになって……ごめん」
「……しっぽのままでいいです」
ゆうま「…」
やまと『後悔しねーように、当たって砕けろよ、1年』
「しっぽちゃんって呼ばれるの、なんか特別な感じがして…」
ゆうま「…」
「初めて会った日に助けてもらった時から、ゆうま先輩のこと好きでした」
ゆうま「……やっぱり、しっぽちゃんって呼ぶの、やめるね」
「…」
特別って思われたくない、ってことかな…
ゆうま「だって、彼女のことしっぽちゃんなんて、おかしいよね」
「……ぇ？」
パッと顔を上げるとふわっと笑ったゆうま先輩と目が合った
ゆうま「最初は、『後輩が困ってるから助けなきゃ』って思って、あの日助けた」
「…」
ゆうま「腕を引っ張った時、……変態っぽいけどさ、髪が良い匂いして、」
「…」
ゆうま「何部か聞いてくれたから、来てくれないかなって内心ドキドキして」
「…」
ゆうま「どんな時でも笑顔で話してくれるところ、マネージャーの仕事を一生懸命やってくれるところに」
「…」
ゆうま「どんどん惹かれていった」
「…」
ゆうま「俺も、Aちゃんのことが好きです」
「…」
『あれ？』と黙り込んでしまった私の顔の前でぶんぶんと手を振るゆうま先輩
「当たって……砕けなかった……」
ゆうま「ん？」
「あの……」
ゆうま「ん？」
「……失礼します！」
ぼふっとゆうま先輩に抱きついた
ゆうま「うぉっ…」
ゆうま先輩の背中に腕を回してぎゅーっと抱きつく
ゆうま「ふふ…かわいいですね」
「好きです」
ゆうま「俺も、好きだよ」
ポンポンと頭を撫でられる
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明希(プロフ) - ちひろさん» ありがとうございます！ (6月27日 13時) (
レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
ちひろ - 悠馬くんの話最高です。大好きです。 (6月27日 0時) (レス) @page14 id: 7c16c151d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明希
| 作成日時：2023年4月22日 13時
