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4（あむぎりside） ページ4
席に戻ると次の店に行こうムードが出ていた
紗季「あ、Aー、カラオケ行こー」
「あぁ、ごめん、弟来ててさ、抜けても良い？」
聖奈「そうなの？」
やまと「1人で大丈夫ですか？」
あつき「ぁ、駅まで送ります」
「本当？ありがとう」
8人に手を振って2人になった
あつき「じゃあ、行きましょうか」
「ん？どこに？」
あつき「ぇ、駅じゃないんですか？」
「2人で抜けようって言ったの、あつきくんでしょ？」
あつき「…」
この人、本当は相当やり手なのかも…
でも、もう戻れないよな…
この人に好きになってほしいな…
そう思って、Aさんの手を握って歩き出した
「…」
ふふっと余裕そうに笑う彼女を落とすのはまだ時間がかかりそうです
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作者名：明希
| 作成日時：2022年3月20日 18時
