検索窓
今日:28 hit、昨日:59 hit、合計:40,545 hit

ねがてぃぶがみっつ ページ4

.


幻覚と幻聴かな、って思ったけど間違いなかった、このべらんめえ口調と腹立つ言い様は沖田だ。


私の部屋の襖を開け放ってこっちを見ていた沖田は、1度ため息をついてから私の傍にやって来て腰掛けた。



「アンタの泣く声がうるさくて寝れやしねえ、早く何とかしろィ」


「…………すみません」


「お前…いつも謝ってばっかで……」



………次に来る言葉はわかっている、



「それしか言えねェのかィ」



………これ結構刺さるんだよなあ、なんてどこか遠くから見ているような思考でぼんやり考える。


昔誰かに言われたっけ。お前の顔むかつく、謝るな、それしか言えねえのかよ、って。


あーあ、私って生きてるだけで人を不快にさせるのかもしれない。つらい。もういっそ_____



「お、おい、泣くことねえだろィ」


「………え、あ、ごめん」


「……………お前なァ」



………涙が溢れて止まらないことに自分でも気が付かなかった。もう毎日のことだからいいけど。


肩を竦めてから、手を伸ばして沖田がティッシュ箱を取ってくれる。いいな、腕長くて、私なんて……。


.

ねがてぃぶがよっつ→←ねがてぃぶがふたつ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
138人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 真選組   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ヤマダ電機(プロフ) - 城崎 茉孤さん» 恐縮です…嬉しいお言葉ありがとうございます…!励みになります😭 (1月6日 22時) (レス) id: 7a7cca59ad (このIDを非表示/違反報告)
城崎 茉孤(プロフ) - 好きです…、文字書きとしてはクソみたいな感想投稿しちゃって申し訳ないんですけど、超好きです…。 (1月6日 12時) (レス) @page50 id: 8e9637cb28 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヤマダ電機 | 作成日時:2023年12月10日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。