喫茶店での談笑 ページ7
A視点
立ち寄った喫茶店で中原さんと私は珈琲を頼んだが、正直緊張で味なんて判らない。
え？さっきから緊張し過ぎだって？
いやいや、逆に聞くけど、文スト知ってる人で中也さん目の前にして緊張しない人なんて居る？居なくない？
と、そんな風に凄い緊張している私だが表面は崩さず静かに笑っている私を誰か褒めて欲しい。
さっきから鬱陶しいほどそれを主張して連呼しまくってるけど本当に難しい事だから良いよね！
やってみたらわかるけど、内面の感情を完全に押し殺して表面を偽るのは難しい事なのだ。
だが私は其れを習得した！
ので、褒めて欲しいから連呼してるよと云う事を伝えただけです。はい。
………あ、また話が逸れてる。
本当に私は話を脱線させやす過ぎだろ本当もう………
で、話を戻すと。
中原さんとお洒落な喫茶店でお話してるんですよねェ！
もう本当に死にそう！死にそうな位緊張してる！！また話脱線しそうだから深くは語らないけども！！
中原「相変わらず太宰の野郎に苦労させられてんのか？家事も殆ど手前がやってんだろ？」
A「苦労…………と云っても、それほどの事じゃないですけどね。
一般的な家事ばかりですし、それに何より唯一の家族ですからこれぐらいは。」
中原「ハッ！病弱な妹に仕事も家事もやらせといてそんな事も言わせるんだ、泣かせる話だぜ！」
こうして話してみると再確認出来るけど。
ほんっとに仲悪いなこの二人！！
私は苦笑いを浮かべながらも言葉を返す。
A「あはは…………家事は嫌では無いですけど、まぁ、兄が鬱陶しいと思う時はありますね」
そう話すと、中也さんは「おっ」と云って少し前に身を乗り出す。
中原「何だ何だ、Aの口から愚痴が出るなんて珍しいじゃねェか。聞かせて見ろよ」
A「愚痴と云う程でもないんですけど………いや、愚痴でもあるんでしょうか。
何て言うんでしょう………その、私のやる事について、と云うか………
………対応が、子供に対する対応、とでもいうのでしょうか………？」
うーん、と悩みながら言葉を発する私に、中原さんは眉を寄せる。
中原「はっきりしねェな。つまり如何云う事だ？」
A「えっと、結構早くに門限が決めてあって、其れを一秒でも過ぎれば凄い問い詰められますし………」
その話をした時点で中原さんはもう顔を顰めている。
まぁ正直私も他人から聞いたら引くと思う。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月12日 20時) (
レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
kurumi - 探偵社設立秘話、本当にアニメ化されましたね！ (9月27日 14時) (レス) @page34 id: 36a2ebbf69 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者と豆板醤の絡め合え(プロフ) - 中原氷狐龍さん» マジですか！？こちらこそお願いします！！ (2019年4月25日 20時) (レス) id: 342d18db20 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者と豆板醤の絡め合え(プロフ) - 天然水さん» こちらこそありがとうございます！！ (2019年4月25日 20時) (レス) id: 342d18db20 (このIDを非表示/違反報告)
中原氷狐龍(プロフ) - えーと、私でよければイメ画描かせてほしいです…！ (2019年4月25日 19時) (レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豆腐教信者
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年6月15日 22時
