因みに：次の日の双黒の話とか つー！ ページ14
NO視点
太宰と似た様な反応をした中也は、やはり同じ様な言葉を返した。
中原「はぁ？どこの馬の骨だそりゃ。まず俺より強くなけりゃ話になんねぇぞ」
そう平然と言い切った中也に、太宰は眉を顰めて口を開く。
太宰「それ殆ど私と同じ反応だし。真似しないでくれる？
と云うか、君はAの事に関する権限は一つとして存在しないからね！一つも！」
それに、と太宰は続ける。
太宰「君がAにどんな感情を抱いているかも知っているけれど、私はそんなの許す心算は欠片も無いよ」
中也は太宰の言葉に肩を揺らして反応したが、感情を押し殺した様な声で静かに反論する。
中原「………手前が俺の事に口出す権利もねぇよ」
然し、其れにも太宰は極めて冷静に告げる。
太宰「君の事じゃない。Aの事だよ」
中原「手前こそ、アイツに口出ししすぎだろ。そんな権限は手前にもねぇ。
あいつは手前の『妹』だろ。諦めた方が良いんじゃねぇか？」
太宰「私達が兄妹な事の心配をしてるのかい？
大体ね、そんな些細な事の対策なんてその気になれば幾らでも方法はあるに決まってるだろう？
今する事じゃないだけだよ。今の私の立場は、Aにとっての『唯一の』家族だからね」
そう云って嗤う太宰に、中也は舌打ちをして悪態をつく。
中原「ハッ。相も変わらず都合のいい卑劣な野郎だぜ」
太宰「そりゃどうも。下心を隠して接近しようとしてる下衆な猫かぶりには言われたくないけどね」
中原「ああ？自己紹介かそりゃ」
太宰「君の事に決まってるでしょ莫迦じゃ無いの？
………あーあ、どうしてこんな事になっちゃったかなぁ」
中原「手前の拘束がキツイ所為だろ」
太宰「だから、あれは正当な愛情だよ。凡ては愚かな者達からAを守る為だ」
ここは泣く子も黙る恐ろしきポートマフィア、然も本部の上階に位置する一室。
今日も夜は深けていく………まだ昼だけど。
またもやイメ画頂きました！→←因みに：次の日の双黒の話とか わん！
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月12日 20時) (
レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
kurumi - 探偵社設立秘話、本当にアニメ化されましたね！ (9月27日 14時) (レス) @page34 id: 36a2ebbf69 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者と豆板醤の絡め合え(プロフ) - 中原氷狐龍さん» マジですか！？こちらこそお願いします！！ (2019年4月25日 20時) (レス) id: 342d18db20 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者と豆板醤の絡め合え(プロフ) - 天然水さん» こちらこそありがとうございます！！ (2019年4月25日 20時) (レス) id: 342d18db20 (このIDを非表示/違反報告)
中原氷狐龍(プロフ) - えーと、私でよければイメ画描かせてほしいです…！ (2019年4月25日 19時) (レス) id: ceb7e35640 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豆腐教信者
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年6月15日 22時
