・やまと × 主人公 ページ10
.
やまと × A
やまと「ごめん、寒くない?」
「大丈夫だよ!寒くなったらあっためて!(笑)」
6月の夜の海辺は風が強いからちょっと冷える。
やまと「これ、俺の気持ち」
そういって青いブレスをAの右腕につけた。
「ありがとう〜!嬉しい!!」
やまと「明日俺にもくれるよね?赤と言えば俺よ?」
「その理論でいえばコムドット皆ゆうまに渡さないといけなくなるね?」
やまと「ごめん、それは絶対やだ」
「でも女の子からは全員貰えるよ?」
やまと「それでもやだ。ってかAちゃん以外からは要らない」
「なに?あたしの事落としに来てる?」
やまと「当たり前じゃん。今更何言ってんの?じゃないと誘わないし」
「イケメンにそんなこと言われたら心拍数上がりすぎて死期近づくからやめて、心臓に悪い」
やまと「うそつけよ」
「ほんとだって、触ってみる?」
そのままやまとの手を自分の胸元に持っていくA
やまと「やっ、それはまずい!止まらなくなる!」
「きゃっ、」
やまと「うわっ、」
勢いよく腕を引くやまとの手を離すタイミングを逃しそのまま腕の中になだれ込んでしまった。
やまと「ごめん、大丈夫!?」
「大丈夫だよ、腕離すタイミング見失ったまま飛び込んじゃった(笑)」
やまと「このままでもいーよ?」
「まだやまとファンに殺されたくないからやめとく(笑)」
やまと「アンチとか気にするタイプだっけ?」
さりげなくAの腰に手を回して離そうとしないやまと。
「気にしないけど命は惜しいからこの手はこーこ!」
自分の腰からやまとの手を離して砂浜に置き、やまとの横へ座り直した。
やまと「俺言っとくけどガチだよ?」
「まだ初日なのに何言ってんの〜」
やまと「じゃあ一応訂正するわ。 今は Aちゃんに本気。変わると思えないけど」
「ふふっ、やまとかわいー」
やまと「可愛いじゃなくてかっこいいっしょ?」
「かっこいいやまとはいつも見てるもん!」
やまと「動画の俺イケメンじゃない時ないもんね」
「あ、でたでた!(笑)」
やまと「そろそろ戻るか。俺が戻んないと進まなそうだし」
「ん?なんて?」
やまと「なんでもない、はい、手」
「まぁ手くらいいっか」
そういって手を繋いでコテージまで戻り、ドアの前で手を離して部屋に入る。
.
511人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yyf | 作成日時:2021年8月31日 6時