・気になるあの子の気持ち ページ20
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「ねぇこれかわいい〜!!」
ゆうた「あ、俺これの緑持ってるよ!」
「まじ?ゆうたくんと趣味合いそう!」
自分達でデザインするアパレルの下見などそっちのけで服を見て回るふたり。
「自分達でデザインするならこーいうのがいいなぁ。女の子が着やすいストリートっていうか。ペアで着て可愛いのがいい!」
ゆうた「確かに。こんな感じのなら彼女とお揃いで着てもいいかも」
「Birdogってバスケウェアのセットアップ出してたじゃん?あのセットアップでレディースのスカートとか出しても普通に可愛いと思うんだよね〜」
ゆうた「いいね、それ!」
ひゅうが「Aちゃん、俺とも見て回らない?」
「あ、いいよ!じゃまたねゆた氏!」
Aを誘いに来たひゅうがの後ろにゆみかが居たので必然的にゆみかと2人になるゆうた。
ひゅうが「Aちゃんの中では割とどんなデザインにするか決まってる?」
「さっきゆうたとも話してたんだけど、女の子が着やすいストリート系って可愛いなと思って。ペアで着て可愛いようなやつがいいよねって」
原宿をブラブラしながら話すひゅうがとA
ひゅうが「なるほどね〜、せっかく女の子が考えてくれるなら俺らじゃ思いつかないようなデザインがいい!」
「そうだね、普通の女の子でも手伸ばしやすいようなデザイン考えなきゃね!」
ひゅうが「こんなこと今聞くことじゃないかもなんだけど、ブレスやまとに渡したんだよね?もうやまとに決めちゃった?」
「そんな訳じゃないよ。ただ、第一印象って言われたらやまとだっただけで渡すまでめちゃくちゃ悩んだんだよ。だからこれからどうなるかなんて全然分かんない」
ひゅうが「俺のことはまだ頭に残してくれてる?」
「当たり前じゃん!じゃなきゃ誘いになんて乗らないよ!!」
ひゅうが「俺のこと何とも思わなくなったらすぐ言ってね。負担かけるの嫌だから」
「ひゅうが君は優しいんだね。わかったよ」
そんな話をしてたらタイムリミットが来たみたいで、皆で元の場所に集合する。
結局みきにベッタリくっつかれAの元へ行けなかったやまとは不服そうな顔をして全然喋らない。
さちなは撮影の為離脱しほかのメンバーで作業場へ戻り、それぞれデザインを起こすことに。
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作者名:yyf | 作成日時:2021年8月31日 6時