シェアハウス～changmin～3rd (ページ8)

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ポムルのハラボジ、上京するパート4 ページ8

「…んだよ。こんな朝っぱらから…俺あと1時間寝たいんだけど…」

ギュヒョンを無理矢理起こすチャンミン。

「これ！何か調べてくれ！お前、検索かけんの得意だろっ！」

出勤前の貴重な睡眠1時間を使って、お父さんが枕の下に入れろと言ったお札というか、わけのわかんない文字がたくさん書いてある紙を調べてもらう。

ごめんギュヒョン。

どーしても寝れないっていうから。

このお礼は必ずさせてもらう。

「…無理。なんも出てこない。」

「嘘だろ？！もっとよく調べて！」

「…確かじゃねーけどさ。これ、アレに似てね？」

「アレって？！」

「ほら、ドラマとかでさ、占い師がよく書いてるまじないみたいな。」

「…て、ことはやっぱ呪いか？！」

「いや、違うだろ。呪詛なら、この中に呪とか怨とか、そういう文字が入ってると思う。でもこれにはそれらしい言葉入ってないし。てか、ミノに聞けや。アイツ中国語出来るから、こういう漢字得意だと思うぜ。」

「ミノか！よし！サンキュ！キュヒョン！ゆっくり寝てくれ！」

「…寝れるかよ。今更…」

ほんとごめんっ！

んで、お構いなしにミノの部屋をノックするチャンミン。

「ミノ！起きてくれ！ミノ！」

なんも返事なし。

熟睡してんじゃない？と思ってところにドアが開いた。

「おはよーごさいます！」

爽やかっ？！

若干メイクもしてる？！

何この子？！隙がない？！

「ミノ！これ読めるか？！」

「これですか？んー、部分部分ですけど…夢とか、果物？それから安全…生む…」

夢？果物？

なんかよくわかんないけど安全とか生むとかだったらやっぱ安産のお守りみたいなもんじゃないの？